再資源化等の情報

【SMS産廃ソフト利用者向け】電子マニフェスト「再資源化等の情報」入門|2027年4月までに準備すること

公開日:2026年10月17日/最終更新日:2026年10月18日

この記事は、SMS産廃ソフト(産廃イチロー)をお使いの処分業者の方向けの「入口」の記事です。制度そのものの全体像は 2027年4月施行のJWNET再資源化等の情報、今から何を準備する? で解説しています。

2027年4月1日から、電子マニフェストの「処分終了報告(報告区分:最終)」と「最終処分終了報告」に再資源化等の情報が必須項目として加わります。この記事は、SMS産廃ソフト(産廃イチロー)を使っている処分業者の方が、SMS側で何を準備し、JWNET側で何を設定するのか、そしてどの順番で進めると迷いにくいのかを確認するためのページです。細かいクリック操作は、無料のWeb講座と詳細Webマニュアルへ譲ります。

2026年10月18日時点の注意

再資源化等の情報は、2027年3月31日までは任意入力です。2025年5月から任意項目として入力することもできます(JWNET「説明会でよくあるご質問と回答」No.2)。制度・JWNETの画面・SMS産廃ソフトの仕様は今後変更される可能性がありますので、設定の前に最新のJWNET公式情報とソフト提供元の情報をご確認ください。

まず全体像を確認したい方へ

制度の概要から、情報整理・SMS産廃ソフト・JWNETの設定・報告までを、スライド形式でまとめた無料のWeb講座を公開しています。処分業者向け・初心者向けで、全36スライド、受講時間の目安は約2時間です。まず全体像を理解するための「総論」としてご利用ください。

無料Web講座で全体像を見る

株式会社ケイ・システムが独自に作成した解説資料です。JWセンター・行政機関の公式教材ではありません。

2027年4月から何が変わるのか

変わるのは、処分業者が行う報告の中身です。これまでの報告内容に加えて、どんな処分を、どれだけ行い、何がどれだけできたかを報告することになります。

JWNET公式仕様

追加される項目(再資源化等の情報)①処分業者の名称と許可番号/②処分事業場の名称と所在地/③処分方法/④処分方法ごとの処分量/⑤処理後物の種類と量。この①〜⑤を総称して「再資源化等の情報」といいます。

報告するのは、処分業者が処分終了報告(報告区分:最終)または最終処分終了報告を行うときです。どちらで報告するかは、その廃棄物の処分が自社で完了するか(2次マニフェスト以降があるか)で決まります。

JWNET「説明会でよくあるご質問と回答」(2025年12月12日掲載)No.5・No.8をもとに要約

立場ごとの関係と、紙マニフェストの扱い

排出事業者入力項目の追加はありません。報告された再資源化等の情報を「再資源化等の情報の照会」から確認する立場になります。
収集運搬業者入力項目の追加はありません。
処分業者今回の省令改正で報告事項が追加されるのは処分業者だけです。
紙マニフェスト項目が追加されるのは電子マニフェストで最終処分終了報告する場合で、紙マニフェストには適用されません。ただし1次マニフェストが電子であれば、2次マニフェスト以降が紙であっても、2次以降の再資源化等の情報を報告する必要があります。

JWNET「説明会でよくあるご質問と回答」No.3・No.4・No.6・No.14をもとに整理

未入力だとどうなるか/3日ルールは変わりません

JWNET公式仕様

未入力の場合2027年4月1日以降は再資源化等の情報の入力が必須項目になるため、未入力の場合は報告が完了できないようになります(No.12)。

報告期限報告期限(3日ルール)の変更はありません(No.17)。処分終了日・最終処分終了日から3日以内に報告します。各終了日当日と、土日、祝日・振替休日、12月29日〜1月3日は3日に含まれません。

つまり、2027年4月以降は「報告の一部として、再資源化等の情報が入っていないと送信が終わらない」状態になります。期限そのものは変わらないため、報告の直前に調べ始めると間に合わないという点が、実務での一番の論点になります。

何を報告するのか|初心者向けの言葉にすると

専門用語を並べると難しく見えますが、報告する内容は次の5つに整理できます。

報告する内容公式資料での項目名
だれが処理したか処分業者の名称と許可番号
どこで処理したか処分事業場の名称と所在地
どんな処理をしたか処分方法(最大4つ・主たる処分方法を1つ指定)
どれだけ処理したか処分方法ごとの処分量
何がどれだけできたか処理後物の種類と量(廃棄物/再資源化物)

この5つを、自社の分だけでなく最終処分または再生が終わるまで報告します。2次マニフェスト以降がある場合は、委託先以降の処分の情報も必要になります。なお、再生された物の売却先・売却日は報告項目ではありません(JWNET FAQ No.7)。

最初にやるのは、システム操作ではありません

ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。SMS産廃ソフトもJWNETも、自社の処理の流れが整理できていないと、画面を開いても入力できません。処分方法を選ぶ欄、割合を入れる欄、処理後物を選ぶ欄に、入れる中身が決まっていないためです。

① 何を受託したか受託廃棄物の種類

↓

② どんな処分をしたか処分方法(複数あれば全部/主たる処分方法)

↓

③ 何ができたか処理後物の種類(廃棄物/再資源化物)とその割合

↓

④ その後どこへ行ったか自社で完結/委託先へ/最終処分

JWNET公式仕様

JWNETは、この整理のための整理表ひな形と、1項目ずつ入力していけば表が完成する整理表作成ガイドを公開しています。整理表の項目は、許可番号(下6桁)/処分業者名称・処分事業場名称/処分事業場の郵便番号・住所/受託廃棄物の種類/処分方法表示名・処分1〜4・主たる処分方法/処分方法ごとの割合/処理後物の種別・大分類名称・種類・分類コード/処理後物の種類ごとの割合です。

JWNET「ゼロからはじめる!再資源化等の情報パターン作成準備」・「整理表ひな形」「整理表作成ガイド」をもとに要約

ケイ・システムの実務上のおすすめ

新しく調べるのではなく、手元の資料から拾う処分方法と割合は、帳簿、処分実績報告書、優良産廃処理業者認定制度にかかる公表資料、許可証、施設の設計値、販売台帳・有価物台帳などから拾えることが多いです。ゼロから調査を始めると止まりますので、いま社内にある資料を並べてから整理表に転記する進め方をおすすめしています。

整理表ひな形にはない「区分(1次・2次・3次)」の列を自分で足しておくと、委託先の整理表とつなげるときに、自社の処分と委託先の処分の区別がつきやすくなります。公式の必須要件ではありません。

なお当社では、このJWNET公式の整理表とは別に、産廃イチロー(SMS-ASP)のパターンマスターの並びに合わせて作り直した整理表を独自に公開しています。公式の整理表と項目の並びが違って書き写しにくい、という場合はこちらもご覧ください(第7章の次でご紹介しています)。

小島の実務メモ

ご相談をいただくとき、多くの会社がまず「SMSのどこを押せばいいか」から入ろうとされます。ただ、実際に手が止まるのは画面ではなく、「この処理後物は廃棄物なのか再資源化物なのか」「割合を何から出すのか」といった判断の部分です。これは担当者の力量の問題ではなく、会社として判断のルールが決まっていないことが原因だと考えています。先に紙やExcelで処理フローを書き出しておくと、実際のシステム設定に入ったときに手が止まりにくくなります。

SMS産廃ソフトで最初に確認する6つの準備

SMS産廃ソフトをお使いの方へ

エスエムエス産廃ソフト「Ver.16以上」が必要です。本記事では、主に産廃イチローの再資源化等の情報対応をもとに説明しています。バージョンアップについての不明点は、ソフト提供元のサポートセンターへお問い合わせください。

SMS-ASP「JWNET再資源化等の情報」運用方法(2026年6月版)P1をもとに記載

SMS側の準備は、次の6つのマスター・設定です。基本的には繰り返し利用する設定ですが、許可更新、事業場の追加、処分方法や処理ルートの変更があった場合は、内容の見直しが必要です。細かなクリック操作は、無料Web講座の実画面と詳細Webマニュアル(第5章)でご確認いただけます。

準備するもの内容
① 再資源化の運用開始設定ツール ▶ メンテナンス ▶ 再資源化設定。「使用」「不使用」「任意」から選び、開始日を決めます。2027年4月1日からは自動的に「使用」になり、開始日は20270401になります。
② 廃棄物名称マスター処理後物に使う[電子用再資源化コード]を7桁で登録します。JWNET「各種コード表」の処理後物分類コード(10桁)の前7桁のみを登録します。
③ 処分方法マスター[電子用再資源化コード]を3桁で登録します。JWNET「各種コード表」の処分方法コード(処分)を参照します。
④ 換算係数一覧入力マスター再資源化等の情報は単位が「kg」固定のため、元の単位が違う場合にkgへ自動換算するための設定です。地区コード「998 再資源化」で表示されます。
⑤ 再資源化パターンマスターマスター ▶ 基本マスター ▶ 再資源化パターン。登録必須ではありませんが、入力画面で毎回手入力するのは現実的ではないため、登録がすすめられています。
⑥ 処分事業場許可番号マスター再資源化等の情報で使用する処分業者の許可番号を登録します。他社(委託先)の許可番号も登録が必要です。

SMS-ASP「JWNET再資源化等の情報」運用方法(2026年6月版)P1〜P13をもとに整理

処理後物のコードは「廃棄物」と「再資源化物」に分かれます

②の廃棄物名称マスターで登録する処理後物は、種別が2つに分かれます。中間処理後にさらに中間処理がある、または最終処分があるものは「廃棄物」、中間処理によって廃棄物ではなくなったものは「再資源化物」です。この種別は、SMSの廃棄物名称マスターでも、JWNETの処理後物の種類設定でも最初に選ぶ項目になります。

ケイ・システムの実務上のおすすめ

通常のマニフェスト用の廃棄物名称と混在させず、再資源化等の情報で使う処理後物だけをまとめた区分を作って管理する方法をおすすめしています。探しやすく、通常のマニフェスト用の名称と取り違えにくくなります。公式の必須設定ではありません。

処分方法コードは、排出事業者が入れるものとは別の体系です

③で登録するのは処分方法コード(処分)です。排出事業者がマニフェスト登録時に任意で入力する処分方法とは別の体系で、一致させる必要はありません。処分業者が入力するのは実際に行った処分方法だからです(JWNET FAQ No.22・No.23)。「普段のマニフェストで使っている処分方法の感覚」のまま選ぶと取り違えやすい部分ですので、コード表を見ながら決めることをおすすめします。

SMSの実際の画面で確認したい方へ

6つの準備それぞれの画面と入力手順は、Web講座の初心者向け講習版(総論)で流れをつかんでから、詳細Webマニュアル 第5章「SMS産廃ソフトの設定」で確認するのが分かりやすい順番です。

初心者向け講習版(総論)の目次を見る詳細Webマニュアル(各論)を見る

kg換算の注意|「1.000000」のままだと1tが1kgになります

ここは先に確認してください

再資源化等の情報の数量はkg単位で扱います。SMS産廃ソフトの換算係数一覧入力では、「追加(再資源化)」で作成したデータの換算係数が「1.000000」(100%)で並びます。

換算元単位が「t」、換算先単位が「kg」で1.000000のままだと、1tが1kgとして扱われます。この場合は換算係数に「1000」を登録し、1t=1,000kgで換算されるようにします。変更後は保存してください。

SMS-ASP「JWNET再資源化等の情報」運用方法(2026年6月版)P6をもとに記載

普段tやm³で管理している会社ほど、ここは影響が大きい部分です。現場の単位を変える必要はありません。変えるのは「システムの中でkgへ換算する設定」だけです。報告のたびに電卓で直すのではなく、換算係数の側をそろえておくほうが、担当者が替わっても同じ結果になります。

なお、JWNET側(Web方式)では、基準重量はkg以外の単位であれば重量換算係数をもとにkgへ換算されます。SMS産廃ソフトでは、換算係数一覧入力の設定にもとづいて換算された基準数量が、再資源化入力画面に自動表示されます(基準数量は変更も可能です)。どちらの側の設定を見ているのかを区別して確認してください。

JWNET側の表示単位・重量換算係数の具体的な設定方法は、こちらで詳しく解説しています。

「任意」期間の使い方|1種類・1ルート・1件から試す

2027年3月31日までは任意入力の期間です。SMS産廃ソフトでも、再資源化の運用開始設定で「任意」を選ぶと、マニフェスト単位で再資源化対応にするかどうかを選べます。

ケイ・システムの実務上のおすすめ

まずは「任意」で、代表的な1件から最初から全品目・全ルートを整備しようとすると、途中で止まりやすくなります。代表的な廃棄物1種類・処理ルート1つ・マニフェスト1件を選び、整理表づくりから報告までを一度通してみる進め方をおすすめしています。一度通すと、どこで情報が足りないかが具体的に分かります。

公式の義務ではなく、当社が支援の中で採っている進め方です。SMSの運用開始設定は、他のマスター整備が終わってからでも問題ありません。

SMS産廃ソフトをお使いの方へ

「任意」で運用する際は、保存後のON/OFFに制約があります。「再資源化OFF」で保存したマニフェストは、あとから「再資源化ON」へ変更できません。一括変換(紙→電子)はOFFが初期設定で、変換後にONへは変更できません。他社電子マニフェストは、ONで保存するとOFFに戻せません。試す対象を決めてから保存するのが安全です。

SMS-ASP「JWNET再資源化等の情報」運用方法(2026年6月版)P3をもとに記載

再資源化パターンは何パターン作るのか

パターンとは、一連の処理の流れをあらかじめ登録しておく「型」です。登録しておくと、報告のときにパターンを選ぶだけで入力を大幅に簡略化でき、数量も基準重量から自動計算されます。

JWNET公式仕様

作成できるパターンの数に制限はありません。パターンは処理フローが同一のものに対して1つ作成するため、基本は受託廃棄物の種類ごとです。最終処分場を含め処理のルートが異なる場合は、それぞれのパターンを作成して報告する必要があります(FAQ No.25・No.29)。同じ種類の受託廃棄物でも再資源化率や残渣率が違う場合は、質や組成に応じてパターンを使い分ける運用が推奨されています(No.28)。受託廃棄物の種類が異なっていても、処分方法やその割合、処理後物の種類まですべて同じであれば、1つのパターンを活用できる場合があります(No.31)。

ここでよくある誤解が、「廃プラスチック類だから1パターン」という数え方です。品目の数ではなく、処理の流れの数で決まります。同じ廃プラスチック類でも、破砕して再生するルートと、焼却して埋立まで行くルートがあれば、別のパターンになります。

小島の実務メモ

「何パターン必要ですか」と聞かれることが多いのですが、当社ではその前に「自社の処理ルートが何通りあるか」を数えていただくようお願いしています。品目表を見ながら数えると実態と合わず、あとからパターンを作り直すことになりがちです。委託先と最終処分先の組み合わせを書き出すと、必要な数はおのずと見えてきます。

パターンの作り方そのものは、別の記事で詳しく解説しています。

【ケイ・システム独自】産廃イチロー用「再資源化パターン整理表」を公開しています

はじめにお読みください(当社が独自に作成した資料です)

この章でご紹介する整理表と操作マニュアルは、株式会社ケイ・システムが独自に作成したものです。公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センター(JWNET)および株式会社エスエムエスの公式資料・公式ツールではありません。当社がお客様の支援で使っている様式を、同じことでお困りの処分業者の方にもお使いいただけるよう公開しているもので、当社のサービスの一環としてご提供しています。

記載内容について公式の保証はありません。実際の登録内容は、必ずJWNET公式資料とソフト提供元(株式会社エスエムエス)の情報でご確認ください。

JWNET公式の整理表とは、整理する単位が違います

第3章でご紹介したとおり、JWNETは整理表のひな形と作成ガイドを公開しています。こちらはJWNETのホームページから直接入力することを前提に作られた、公式の様式です。

一方で産廃イチロー(SMS-ASP)の再資源化パターンマスターは、項目の並びも、整理する単位も、公式の整理表とは異なります。そのため公式の整理表をそのまま書き写そうとすると、どの欄がどこに対応するのかが分かりにくくなります。この違いを埋めるために作ったのが、今回公開する整理表です。

観点JWNET公式の整理表産廃イチローのパターンマスター
整理の単位自社の処分事業場1か所ごと1次から3次以降までの流れ全体
他社の処分業者対象外2次・3次の委託先も登録が必要
割合の考え方処分方法ごと/処理後物の種類ごと処理前割合/処理後割合
主たる処分方法処分1〜4から別途選択一番上に入れたものが自動的に主たる処分方法
完結の管理なし「最終」チェックと後工程追加で管理

株式会社ケイ・システム「産廃イチロー用_再資源化パターン整理表 操作マニュアル」(2026年10月18日発行)P3より。公式資料どうしの比較ではなく、当社の整理です。

この整理表は、1行が産廃イチローの画面の1行にそのまま対応するように作り直しています。工程が3つあれば3行、分岐して5つあれば5行です。画面を開く前に、紙の上で登録内容を固めておくための様式とお考えください。

シート構成と、できること

シート名内容と使うタイミング
00_はじめに使い方、色の意味、割合の考え方。最初に1回と、迷ったときに開きます。
01_準備チェック産廃イチロー側で先に済ませる7項目のチェック表です。「☑ 完了」にすると進捗が自動集計されます。
02_整理表(記入用)メインの入力表(60行)。工程1つにつき1行を入力します。
03_記入例廃プラスチック類100kgを2ルートに分け、5行で完結する記入済みの見本です。
04_処分方法コード処分方法33種類とコードの一覧。自社の呼び方を書き込む欄もあります。
05_処理後物コード処理後物271種類とコードの一覧。7桁コードはここで調べます。

このほかにプルダウンのもとになる非表示シートが3つあります(操作は不要です)。

入力した内容は、整理表の上部で工程数・エラーの行数・要確認の行数・1次の処理前割合の合計が常に表示されます。たとえば次のような食い違いを、登録前に見つけられます。

  • 1次の処理前割合の合計が100%になっていない(エラー)
  • 後工程がある行に「最終」のチェックが付いている(エラー)
  • 2次の行の前工程が1次になっていない(エラー)
  • 処理後物の種別・大分類・種類の組合せが一覧になく、コードを特定できない(エラー)
  • 同一区間の割合の合計が90〜110%の範囲を外れている(要確認)
  • この行には後工程がないが、「最終」のチェックが付いていない(要確認)

このファイルにできないこと

確認できるのは、入力内容の整理と、入力どうしの食い違いだけです。制度上の正しさや、実際の処理ルートが正しいかどうかを保証するものではありません。「エラー0件・要確認0件」と表示されても、それは「この整理表のチェック項目では指摘がない」という意味にとどまります。

また、産廃イチローの実機では動作を確認していません。画面名称・メニュー名・項目名は、SMS-ASP「JWNET再資源化等の情報」運用方法(2026年6月24日版)の表記に合わせています。お使いのバージョンで画面が異なる場合は、ソフト提供元のサポートセンターへご確認ください。

使い方は5ステップです

  1. 準備する。「01_準備チェック」で、産廃イチロー側の設定とマスター整備の7項目を済ませます。ここは最初の1回だけです。
  2. 見本を見る。「03_記入例」で、どの欄に何を書くかを確かめます。
  3. 入力する。「02_整理表(記入用)」に、自社の内容を1工程ずつ入力します。
  4. 確認する。エラーを0件にし、要確認は内容を確かめます。残す場合は、理由を備考欄に書いておきます。
  5. 登録する。産廃イチローの メインメニュー ▶ マスター ▶ 基本マスター ▶ 再資源化パターン へ、上から順に入力します。

2回目以降のパターン作成は、ステップ1を飛ばしてステップ3から始めて差し支えありません。

ケイ・システムの実務上のおすすめ

警告を消すためだけに「最終」へチェックを入れない「最終」のチェックは、この後の工程がないことを確かめられたという意味です。次の処理先がまだ決まっていない段階では、要確認を残したまま、備考に理由を書いておくことをおすすめしています。登録を急いでチェックを付けてしまうと、あとから誰も気付けなくなります。

整理表は、産廃イチローへ登録したあとも捨てずに保管してください。パターンを修正するときや、担当者が交代するときの説明資料になります。

小島の実務メモ

この整理表は、お客様の支援の中で「画面を開く前に、紙の上で決めておけば止まらないのに」と感じる場面が続いたことから作りました。実際に手が止まるのは操作ではなく、割合の根拠や、処理後物が廃棄物なのか再資源化物なのかという判断の部分です。整理表に書き出しておくと、その判断を担当者ひとりの記憶ではなく、会社の記録として残せます。担当者が替わっても同じ登録ができる状態をつくることが、本来の目的だとお考えください。

整理表と操作マニュアルをご覧いただけます

Googleスプレッドシート版の整理表と、全22ページの操作マニュアル(PDF)です。スプレッドシートは[ファイル]▶[コピーを作成]で自社用の控えを作ってからご利用ください。数式にTEXTJOINを使用しているため、Excelでお使いになる場合はExcel 2019以降またはMicrosoft 365が必要です。マクロは使用していません。

産廃イチロー用_再資源化パターン整理表を開く操作マニュアル(PDF・全22ページ)を見る

株式会社ケイ・システムが独自に作成した資料です。JWセンター・株式会社エスエムエスの公式ツールではありません。

提供資料では確認できていない事項

次の点は、当社が参照した資料では確認できていません。実際の登録前に、株式会社エスエムエスまたはJWNETへご確認ください。

①処理区分コードの数値(名称のみ確認できています)/②区分の4次以降(資料で確認できるのは3次までです)/③処理後割合の上限(記載がないため、100を超える場合は要確認としています)/④2次以降の区間の合計を100%にする旨の明記

2次マニフェスト以降がある場合に必要な情報

処理後物の処分を他社に委託している場合(2次マニフェスト以降がある場合)は、自社の情報だけでは報告が完成しません。委託先について、次の情報が必要になります。

  • 委託先の処分業者名称と許可番号
  • 委託先の処分事業場(名称・所在地・事業場区分)
  • 委託先で行う処分方法と、その割合
  • 委託先で発生する処理後物の種類と、その割合
  • 3次以降があれば、さらに先の処分の情報

JWNET公式仕様

自動では紐づきません2次マニフェスト以降の処分業者が入力した再資源化等の情報が、1次マニフェストへ自動で紐づけされる機能はありません(FAQ No.11)。1次マニフェストの報告には、1次側の処分業者が委託先以降の情報を設定して報告します。

委託先の処分方法ごとの割合などは、委託先の処分業者に直接確認するか、過去の実績(帳簿等)を参考に設定します(No.32)。原則は実測値ですが、実測が難しい場合は過去の実績値や処理施設の設計値等から割合を算出して報告できます(No.38)。排出事業者や自治体に根拠を求められた際に説明できる割合を設定してください。

もうひとつ注意が必要なのが割合の読み替えです。委託先からもらった整理表の割合は、委託先が受け入れた量を基準にした割合です。これをそのまま使うと、自社が委託した20%分の廃棄物が、委託先で100%に増えてしまいます。自社が受託した重量に対する割合へ読み替えてつなげる必要があります(例:委託先で「焼却100%→燃え殻10%」であれば、自社基準では「焼却20%→燃え殻2%」)。

ケイ・システムの実務上のおすすめ

委託先への依頼は、いちばん先に動かすマスター整備や画面設定は自社の中で進められますが、委託先とのやり取りは自社だけでは完結しません。整理表と許可番号の依頼は、他の作業より先に動かしておくことをおすすめします。2次・3次がある会社ほど、ここが全体のスケジュールを決めます。

2次マニフェスト以降がある場合の、JWNETでの最終処分終了報告の具体的な入力手順は、こちらで詳しく解説しています。

制度は分かったけれど、自社の処理フローにどう当てはめればよいか分からない方へ

公式資料やWeb講座では、制度の考え方から設定・操作方法まで確認できます。それでも実務で難しいのは、自社の処理を、どの項目・コード・割合・パターンへ落とし込むかという部分です。ケイ・システムでは、次のような整理を一緒に行っています。

  • 現在の処理フローの書き出しと整理表の作成支援
  • 処理後物が廃棄物か再資源化物かの整理、割合の根拠の整理
  • 委託先の処分業者への確認事項のとりまとめ
  • SMS産廃ソフトのマスター整理、再資源化パターンの整理
  • JWNETの基本設定・パターン設定、テスト運用の立ち会い

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現場のやり方を全部変えるご提案はしません。いまお使いの帳簿・Excel・紙資料・産廃ソフトを活かしながら整理します。

SMS産廃ソフトとJWNETは、どこで何を決めるのか

同じ実務を、どちらのシステムで設定するかという話です。概念としては対応していますが、項目名・入力画面・入力構造は同じではありません。

先に押さえておきたい関係

産廃イチローから再資源化等の情報を報告する場合は、産廃イチロー側の設定だけで報告でき、JWNET側に同じ設定を登録する必要はありません。下の表は、同じ実務がそれぞれのシステムでどの設定にあたるかを示したもので、両方に登録することを求めるものではありません。

逆に、JWNET側に設定しただけでは産廃イチローでは使えません。JWNETで登録した再資源化の情報は、産廃イチローへ取り込まれないためです。自社がどちらの画面から報告するのかを先に決めてから、設定に入ってください。

実務上決めることSMS産廃ソフト(産廃イチロー)JWNET
処分方法処分方法マスターの[電子用再資源化コード]に3桁基本設定 ▶ 処分方法設定(処分1〜4・主たる処分方法)
処理後物廃棄物名称マスターの[電子用再資源化コード]に7桁基本設定 ▶ 処理後物の種類設定(種別・分類コード)
委託先処分事業場許可番号マスター基本設定 ▶ 処分事業場設定(自社の事業場は設定不要)
処理フロー全体再資源化パターンマスター(処理前割合/処理後割合)再資源化等の情報パターン設定(処分方法ごとの割合/処理後物の種類ごとの割合)
kg換算換算係数一覧入力(地区コード「998 再資源化」)再資源化等の表示単位・重量換算係数設定(設定は任意)

SMS-ASP「JWNET再資源化等の情報」運用方法(2026年6月版)P4〜P13、JWNET「再資源化等の情報 操作マニュアル 暫定版Ver.2.0【処分業者向け】」P6〜P17・P60〜P64をもとに整理

ケイ・システムの実務上のおすすめ

順番は「JWNETの考え方 → SMSのマスター」SMSに登録するコードは、いずれもJWNETの各種コード表から選びます。そのため、まずJWNETで何を報告するのかを理解し、その考え方をSMS側のマスターへ落とし込む順番で進めると迷いにくくなります。先にSMSの画面から入ると、コードの選び方の根拠が後追いになりがちです。

SMS側で押さえておきたい運用上の注意

  • 再資源化入力画面の保存時には、必須入力(処分受託者・処分事業場・数量・主たる処分方法・処理後種類)と、処理前割合の同一区間の合計が90〜110%の範囲内であることがチェックされます。1次の処理前割合は合計100%を基本に入力します。
  • 再資源化等の情報を登録するには、廃棄物の種類・名称が選択され種類が複数選択されていないこと、数量と単位が入力されていること、処分方法が入力されていること、処分事業場が「自社」であることが必要です。
  • ダウンロード・取込では再資源化情報は取り込まれません。JWNET上で再資源化の情報を登録しても、その情報はSMS側へは取り込まれません。
  • 再資源化の設定をしたマニフェストは、最終処分終了報告・再資源化等の情報の登録・送信を「ひも付けセット」がなくても行えます。ただし、ひも付け管理表の出力(1次・2次の関連付け帳票の備え付け)と、年次報告に必要な2次マニフェスト情報の書き込みは今後も必要です。これまでひも付け処理を行ってきた方は、引き続き行ってください。

SMS-ASP「JWNET再資源化等の情報」運用方法(2026年6月版)P14・P15・P28をもとに整理。EDI方式・産廃管理ソフトの仕様は、提供元へご確認ください。

小島からの実務アドバイス|最初から69ページを暗記する必要はありません

はじめにお伝えしておきたいことがあります。「再資源化等の情報」は、片手間に数時間勉強すれば終わる内容ではありません。制度を理解するだけでは足りず、自社の処理フロー、処分方法、主たる処分方法、処理後物、再資源化物、割合、基準重量、kg換算、委託先、2次・3次以降の処理、SMS産廃ソフト、JWNET、パターン設定、実際の報告まで理解して、自社の処理実態へ落とし込む必要があります。

ただし、「専門家でなければ無理」という話でもありません。正しい順番で一つずつ整理していけば、自社で対応できる会社は多いと考えています。おすすめしているのは、総論と各論を使い分ける進め方です。

教材位置づけと使い方
初心者向け講習版(全36スライド)総論。何が変わるのか、何を準備するのか、整理表とは、パターンとは、SMSでは何を設定するのか、JWNETでは何を設定するのか、1次完結と2次以降ありの違い、という全体像(地図)を頭に入れるための教材です。最初に通して読みます。
詳細Webマニュアル(全69ページ)各論。制度、情報整理、整理表、割合、処理後物、基準重量、SMS産廃ソフト設定、JWNET設定、パターン作成、報告、照会、修正までを扱います。実際に設定していて「この部分はどうするのだろう」となったときに開く、辞書・操作マニュアルとして横に置いて使います。

大事なのは、69ページを全部暗記してから設定を始めることではありません。総論で地図を持ち、各論を横に置いて、実際の画面を操作しながら確認する。この進め方が現実的です。

① 初心者向け講習版(総論)を熟読する全体像を理解する

↓

② 自社の処理フローを整理する受託 → 処分 → 処理後物 → その後の行き先/整理表をつくる

↓

③ 詳細Webマニュアル(各論)を開く該当する章だけを見る。通読しなくてよい

↓

④ マニュアルを横に置いてSMS産廃ソフト・JWNETを設定する分からなくなったら各論へ戻る

↓

⑤ 代表的な1パターンを作る

↓

⑥ まず1件、試しに報告してみる

総論と各論を、この順番で使ってください

初心者向け講習版と詳細Webマニュアルは、どちらも同じWeb講座の中にあります。先に総論、設定のときに各論、という使い分けをしていただくと、途中で迷いにくくなります。

初心者向け講習版(総論)をはじめる詳細Webマニュアル(各論)を開く

今から何をするか|8ステップのチェックリスト

  1. 初心者向け講習版(総論)を読む。全体像と用語を先に押さえます。
  2. 自社の処理フローを書き出す。受託 → 処分 → 処理後物 → その後の行き先の順に、紙かExcelで書きます。
  3. 帳簿・処分実績報告書・許可証・実績値を確認する。処分方法と割合の根拠を、手元の資料から拾います。
  4. 2次以降があれば委託先へ確認する。整理表と許可番号の依頼を、いちばん先に動かします。
  5. SMSの環境とマスターを確認する。Ver.16以上か、6つの準備のどこまでできているかを確認します。
  6. 設定する場所を決める。産廃イチローから報告する場合は、産廃イチロー側のマスター整備で完結します。JWNETの画面から直接報告する場合は、JWNETの基本設定3つ(処分方法設定・処理後物の種類設定・処分事業場設定)を登録します。
  7. 代表的な1パターンを作る。いちばん件数の多いルートから作ります。
  8. まず1件テストする。「任意」の期間中に、整理表から報告まで一度通します。

社内での確認用に、チェックリストの形でも整理しておきます。

  • SMS産廃ソフトはVer.16以上か
  • 再資源化の運用開始設定を「使用」「任意」「不使用」のどれにするか決めたか
  • 廃棄物名称マスターに処理後物の7桁コードを登録したか
  • 処分方法マスターに3桁の処分方法コード(処分)を登録したか
  • kg以外の単位を使う場合、換算係数を確認・修正したか(1t=1,000kg)
  • 2次以降がある場合、委託先の許可番号と整理表を集めたか
  • どこから報告するか(産廃イチローから/JWNETの画面から)を決めたか
  • JWNETの画面から報告する場合、基本設定3つを登録したか
  • 登録内容を、整理表など紙やExcelの形で先に書き出したか
  • 再資源化パターンを1つ作り、1件報告してみたか

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よくあるご質問

Q1. 2027年4月1日から必須ですか。

はい。2027年4月1日の施行から必須項目として入力する必要があります。なお、2025年5月から任意項目として入力することもできます(JWNET FAQ No.2)。

Q2. 紙マニフェストも対象ですか。

項目が追加されるのは、電子マニフェストで最終処分終了報告する場合です。紙マニフェストには適用されません(No.3)。ただし1次マニフェストが電子であれば、2次マニフェスト以降が紙であっても、2次以降の再資源化等の情報を報告する必要があります(No.6)。

Q3. 排出事業者や収集運搬業者にも入力項目が増えますか。

増えません。今回の省令改正では、処分業者の報告事項のみが追加されます(No.4)。排出事業者は、報告された内容を「再資源化等の情報の照会」から確認できます(No.15)。

Q4. 3日ルールは変わりますか。

報告期限(3日ルール)の変更はありません(No.17)。期限は変わらないため、報告の直前に情報を集め始めない準備が必要になります。

Q5. SMS産廃ソフトはどのバージョンが必要ですか。

エスエムエス産廃ソフト「Ver.16以上」が必要です。バージョンアップについての不明点は、ソフト提供元のサポートセンターへお問い合わせください(SMS-ASP「JWNET再資源化等の情報」運用方法 P1)。

Q6. 今から試すことはできますか。

できます。2027年3月31日までは任意入力の期間です。SMS産廃ソフトでは、再資源化の運用開始設定で「任意」を選ぶと、マニフェスト単位で再資源化対応にするかどうかを選べます。当社では、代表的な1種類・1ルート・1件から試す進め方をおすすめしています(実務上のおすすめです)。

Q7. パターンはいくつ必要ですか。

作成できるパターンの数に制限はありません。パターンは処理フローが同一のものに対して1つ作成するため、基本は受託廃棄物の種類ごとです。最終処分場を含め処理のルートが異なる場合は、それぞれ作成して報告する必要があります(No.25・No.29)。当社では、パターン数を数える前に「自社の処理ルートが何通りあるか」を整理することをおすすめしています。

Q8. 2次処理業者が入力すれば、自動で情報が紐づきますか。

紐づけされる機能はありません(No.11)。1次マニフェストの報告では、1次側の処分業者が委託先以降の情報を設定して報告します。委託先の割合は、自社が受託した重量に対する割合へ読み替えてつなげます。

Q9. 普段kg以外で管理している場合はどうしますか。

再資源化等の情報の重量はkgで取り扱います(画面上の表示のみtに変更できます/No.44)。SMS産廃ソフトでは、換算係数一覧入力でkgへの換算係数を設定します。換算元が「t」で換算係数が「1.000000」のままだと1tが1kgとして扱われるため、「1000」を登録します。現場の単位を変える必要はありません。

Q10. 産廃イチロー用の整理表は、JWNETやエスエムエスの公式ツールですか。

いいえ。第7章の次でご紹介している「産廃イチロー用_再資源化パターン整理表」と操作マニュアルは、株式会社ケイ・システムが独自に作成した資料で、当社のサービスの一環として公開しているものです。JWセンター(JWNET)および株式会社エスエムエスの公式資料・公式ツールではありません。産廃イチローの実機での動作確認も行っていないため、画面名称や仕様は必ず公式情報とソフト提供元の情報でご確認ください。

Q11. ケイ・システムには何を相談できますか。費用はかかりますか。

はじめに申し上げますと、当社は株式会社エスエムエスのサポートセンターではありません。ソフトの不具合やバージョンアップ、画面の仕様に関するお問い合わせは、ソフト提供元のサポートセンターへお願いいたします。
当社にご相談いただけるのは、処理フローの書き出しと整理表の作成、処理後物が廃棄物か再資源化物かの整理、割合の根拠の整理、委託先の処分業者への確認事項のとりまとめ、産廃ソフトのマスター整理、再資源化パターンの整理、報告に向けたテスト運用、実運用開始後の整理などです。入力だけの代行ではなく、入力できる状態をつくるところまでを一緒に整理します。
これらは有料のサービスです。料金は、ご要望の範囲や現在の整理状況によって変動しますので、内容をおうかがいしたうえでお見積りいたします。なお、この記事でご紹介している整理表・操作マニュアル・Web講座は、無料でご覧いただけます。

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まとめ

「再資源化等の情報」への対応は、SMS産廃ソフトやJWNETに新しい項目を入力するだけの作業ではありません。自社の処理フロー、処分方法、処理後物、割合、委託先を整理し、それをシステムへ落とし込む作業です。

片手間に数時間で全部を理解できる内容ではありませんが、最初から全部を覚える必要もありません。まず初心者向け講習版(総論)で全体像をつかみ、自社の処理フローを整理する。そのうえで詳細Webマニュアル(各論)を横に置き、実際のSMS産廃ソフト・JWNETを操作しながら設定する。そして代表的な1パターンから試す。これが、2027年4月までの現実的な準備の進め方だと考えています。

この記事で押さえたい点内容
順番画面操作より先に、自社の処理フローと整理表
SMS側Ver.16以上の確認と、6つのマスター・設定の整備
数量kg固定。換算係数「1.000000」のままだと1tが1kgになる
パターン品目数ではなく処理ルート数で考える
整理表登録内容は画面を開く前に書き出す。当社の産廃イチロー用整理表もご利用いただけます
2次以降自動では紐づかない。委託先への依頼を最優先で動かす
進め方総論で地図、各論は辞書。代表的な1件から試す

自社の「再資源化等の情報」をどう設定するか、一緒に整理します

制度の内容や一般的な操作方法は、JWNETの公式資料と今回のWeb講座で確認できます。しかし、実際に難しいのは「自社の場合はどう設定するか」です。

  • この処理後物は、廃棄物なのか再資源化物なのか
  • この処分方法を、どのコードで登録するのか
  • 割合を、どの資料のどの数字から算出するのか
  • 2次・3次の処理先をどうつなげるのか。最終処分先が複数ある場合はどうするのか
  • 結局、何パターン作ることになるのか
  • m³やtで管理している数量を、どうkgへそろえるのか
  • SMS産廃ソフトの設定とJWNETの設定を、どう対応させるのか

自社の「再資源化等の情報」の設定方法を相談する

ケイ・システムでは、現在の処理フロー整理、整理表の作成支援、委託先情報の整理、SMS産廃ソフトのマスター整理、再資源化パターンの整理、JWNET設定の支援、テスト運用、実運用開始後の整理までをお手伝いしています。

現場を全部変えるご提案はしません。いま使っている帳簿、Excel、紙資料、産廃ソフト、既存の運用をできるだけ活かしながら、入力できる状態をつくるところまでを一緒に整理する立場です。

LINEで相談する(処理フロー・パターンの整理)電話で相談する(046-259-6112)メールで相談する(info@ksystem.kanagawa.jp)

株式会社ケイ・システム|〒242-0028 神奈川県大和市桜森2-3-15 三井ビル101
関連サービス:電子マニフェスト代行/産廃・解体に特化した事務代行

執筆・監修

株式会社ケイ・システム 代表取締役 小島啓義

監修・執筆

株式会社ケイ・システム 代表取締役 小島 啓義

産業廃棄物処理業・解体業のバックオフィス支援を行っています。電子マニフェスト(JWNET)の登録・報告業務、産廃管理ソフトの運用整理、契約書・帳簿・許可関係の整理、紙マニフェスト17万5千枚以上の処理実務に携わってきました。処分業者・収集運搬業者・排出事業者それぞれの現場で、「入力できる状態をつくる」ための整理を支援しています。

神奈川県大和市/大和商工会議所 常議員・環境委員会 副委員長

免責事項

本記事は、JWNET公式資料およびSMS-ASPの運用資料を、実務向けに整理した解説です。制度・JWNETの仕様・SMS産廃ソフトの仕様は今後変更される可能性があります。実際の設定・報告にあたっては、最新の法令、JWNET公式情報、ソフト提供元の公式情報をご確認ください。本記事は個別案件について法的判断を断定するものではありません。株式会社ケイ・システムはJWNETの運営主体ではありません。

「実務上のおすすめ」と記載した内容は、公式資料に基づく義務ではなく、当社の支援経験にもとづく運用上の提案です。また、本記事で紹介している「産廃イチロー用_再資源化パターン整理表」および操作マニュアルは、株式会社ケイ・システムが独自に作成した資料であり、JWセンター(JWNET)・株式会社エスエムエスの公式資料ではありません。産廃イチローの実機での動作確認は行っておりません。

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