再資源化等の情報

JWNET「処理後物の種類設定」のやり方|分類コードと細分類の選び方

公開日:2026年9月10日/最終更新日:2026年9月10日

この記事は、産業廃棄物の処分業者の方へ向けた内容です。JWNETの「再資源化等の情報」で使用する基本設定のうち、処理後物の種類設定の操作と考え方だけを取り上げます。

3つの基本設定の全体像はJWNET「再資源化等の情報」の基本設定とは?処分業者が最初に行う3つの設定、報告に使うパターンの作り方はJWNET「再資源化等の情報パターン」の作り方で解説しています。

2027年4月1日から、処分業者が電子マニフェストで報告する「再資源化等の情報」の入力が必須になります。報告対象となるのは、最終処分または再生に至るまでの各処分段階における「処分業者の名称と許可番号」「処分事業場の名称と所在地」「処分方法」「処分方法ごとの処分量」「処理後物の種類と量」です。

その準備としてJWNETで行う基本設定の一つが、今回解説する「処理後物の種類設定」です。画面を開くところまでは進んでも、次の3点で手が止まる方が少なくありません。

  • 「処分方法」と「処理後物」は、どう違うのか
  • [種別]で「廃棄物」と「再資源化物」のどちらを選ぶのか
  • 「分類コード」「細分類コード」「独自名称」を、どう使い分けるのか

ここを曖昧なまま登録すると、後から作成する再資源化等の情報パターンや、実際の報告内容にそのまま影響します。この記事では、JWNET公式「再資源化等の情報 操作マニュアル 暫定版Ver.2.0(処分業者向け)」の11〜13ページに沿って、設定の順番と判断のポイントを操作画面付きで整理します。

この記事で分かること

  • 「処理後物の種類設定」で何を登録するのか、処分方法設定との違い
  • 基本設定メニューから「追加」までの操作手順
  • [種別]の「廃棄物」「再資源化物」を選ぶときの考え方
  • 大・中・小分類の6桁の基本部分と、10桁の処理後物分類コード、任意の細分類コード3桁の関係
  • 「種類設定」アイコンから独自名称を設定する方法
  • 設定前に整理しておく情報と、委託先へ確認すべき内容

まず結論|処理後物の種類設定の5つのポイント

  • 操作の流れは、「基本設定」から処理後物の種類設定を開く → 追加 → 種別を選ぶ → 分類コードにチェック → 一覧へ追加です。
  • 登録の対象は、自社の処分だけでなく、最終処分されるまでのすべての処分において発生する処理後物です。
  • 画面の[種別]は「廃棄物」と「再資源化物」の2つです。公式の手引きでは、この論点を「再資源化物、中間処理後廃棄物」の選択として整理しています。
  • 大分類・中分類・小分類の基本部分は計6桁です。JWNETで使用する処理後物分類コード全体は、種類種別1桁と細分類3桁を含む計10桁で構成されます。
  • [細分類コード]の設定は任意で、半角数字3桁です。あわせて、種類名称を独自の名称に変更することもできます。

「自社の処理後物が、廃棄物と再資源化物のどちらにあたるか分からない」という段階でも構いません。LINEから状況をお送りいただくだけで、確認すべき資料と問い合わせ先の整理からご相談いただけます。

目次
  1. 処理後物の種類設定とは|「処分方法」との違い
  2. 設定前に整理しておきたい6つの情報
  3. 操作手順1|基本設定から開き「追加」をクリックする
  4. 操作手順2|種別を選び、分類コードにチェックして一覧へ追加する
  5. 操作手順3|一覧で完了を確認し、細分類コード・独自名称を設定する
  6. 分類コード・細分類コード・独自名称の違い
  7. 「廃棄物」と「再資源化物」はどう選ぶか
  8. 設定時によくある6つの間違い
  9. 処理後物の種類設定チェックリスト
  10. 「処理後物の種類設定」と「再資源化等の情報パターン」の違い
  11. よくある質問
  12. 今回の総括

処理後物の種類設定とは|「処分方法」との違い

処理後物の種類設定は、JWNETの「再資源化等の情報」を報告するために使用する基本設定の一つです。公式マニュアルでは、次のように説明されています。

自社及び最終処分されるまでのすべての処分において発生する処理後物の種類を一覧画面から選択し設定します。出典:JWNET「再資源化等の情報 操作マニュアル 暫定版Ver.2.0(処分業者向け)」11ページ

ここでいう処理後物とは、処分の結果として発生するものを指します。処分そのものの名称ではありません。混同しやすいところなので、先に整理しておきます。

※スマートフォンでは、表を左右にスクロールできます。

区分何を表すか考え方の例
処分方法どのような処理を行ったか破砕、選別、焼却などの処理工程
処理後物その処理の結果として何が発生したか焼却灰、選別後の資源物、処理後に残る廃棄物など

同じ処分方法でも、受け入れる廃棄物、設備、処理条件、処理後物の用途や次の委託先によって、登録すべき処理後物は変わります。処分方法の名称だけから推測せず、実際の処理フローに沿って確認してください。

また、対象は自社の工程だけではありません。公式マニュアルは「最終処分されるまでのすべての処分において発生する処理後物」としています。二次処理先以降がある場合は、その工程で何が発生するのかも確認対象になります。

3つの基本設定の全体像と、それぞれで何を登録するのかは別記事で整理しています。この記事は、そのうち処理後物の種類設定に絞った操作編としてお読みください。

設定前に整理しておきたい6つの情報

画面を開く前に、次の情報を一覧にしておくと設定が進めやすくなります。

  1. 自社の各処分工程で発生する処理後物
  2. それぞれが画面上の「廃棄物」「再資源化物」のどちらに当たるか
  3. 処理後物の状態、用途、引渡先、次の処分工程
  4. 二次処理先以降で発生する処理後物
  5. 候補となるJWNETの分類コード
  6. 社内で補助的に使う細分類コードや表示名の要否

自社だけでは確定できない下流工程の情報は、委託先へ確認します。契約書、処理フロー、受渡し時の資料、委託先からの回答など、判断の根拠を残しておくと、担当者が替わったときの見直しも楽になります。

推測で登録しないでください。「たぶんこの分類だろう」で入力すると、後からどの資料を根拠に選んだのかをたどれなくなります。確認できていない項目は、空欄のまま止めるのではなく「誰に何を確認するか」を先に決めておくことが、作業を前へ進める近道です。

操作手順1|基本設定から開き「追加」をクリックする

JWNETポータルへログインしたら、次の順に進みます。

  1. メニューの「基本設定」から「処理後物の種類設定」をクリックします。
  2. 処理後物の種類一覧画面が表示されたら、右上の「追加」をクリックします。

公式マニュアルでは、再資源化等の情報に関するメニューがオレンジ色で表示されると補足されています。画面を開くこと自体は難しくありません。詰まりやすいのは、開いた後の「どの種類・分類コードを選ぶか」という判断です。


JWNETの基本設定から処理後物の種類設定を開き追加をクリックする画面
基本設定から「処理後物の種類設定」を開き、一覧画面右上の「追加」をクリックします。出典:JWNET「再資源化等の情報 操作マニュアル 暫定版Ver.2.0(処分業者向け)」11ページをトリミング

操作手順2|種別を選び、分類コードにチェックして一覧へ追加する

「追加」をクリックすると、[処理後物の選択]画面が開きます。ここでの操作は3つです。

  1. 処理後物の[種別]を選択します。
  2. 設定したい廃棄物/再資源化物の[分類コード]欄にチェックを入れます。
  3. 「一覧へ追加」をクリックします。

[種別]は「廃棄物」と「再資源化物」の2つ

画面上の選択肢は「廃棄物」と「再資源化物」です。一方、JWNET公式の入力の手引きでは、この論点を「(2)処理後物の種類(再資源化物、中間処理後廃棄物)選択の考え方」として整理しています。

つまり、画面上の「廃棄物」を選ぶ場面には、処理後も廃棄物として次の処理・最終処分へ進む中間処理後廃棄物の考え方が含まれます。名称の印象だけで決めず、処理後物の実際の状態、用途、引渡し後の流れを確認したうえで、公式の手引きとコード表に照らして選んでください。

大・中・小分類は計6桁|処理後物分類コード全体は10桁

[種別]を選ぶと、大分類名称・中分類名称・処理後物の種類・分類コードが並ぶ一覧が表示されます。登録したい処理後物に対応する[分類コード]欄へチェックを入れます。

公式の手引きでは、処理後物の大分類・中分類・小分類は、それぞれ2桁の計6桁と説明されています。一方、JWNETの各種コード表(Ver.3.2)では、処理後物分類コードは次の10桁で構成するとされています。

※スマートフォンでは、表を左右にスクロールできます。

構成桁数内容
種類種別1桁処理後物の種別(1:廃棄物、2:再資源化物)
大分類2桁画面の一覧と各種コード表から選択する、公式の分類部分(計6桁)
中分類2桁
小分類2桁
細分類3桁加入者が任意で設定できる部分。独自設定しない場合は「000」
合計10桁処理後物分類コード全体

画面では、設定したい処理後物に対応する[分類コード]欄へチェックを入れます。細分類を設定する場合は、一覧へ追加した後に細分類コードを設定します。似た名称が並ぶ箇所もあるため、名称だけで判断せず、コード表に記載された該当例や定義まで確認してください。分類は、JWNETの「各種コード表」の最新版で確認します。

「一覧へ追加」をクリックする

必要な分類コードにチェックを入れたら、「一覧へ追加」をクリックします。チェックは複数まとめて入れられるため、あらかじめ候補を整理しておくと、画面を何度も往復せずに済みます。


JWNETで処理後物の種別と分類コードを選び一覧へ追加する画面
[種別]を選び、該当する分類コードにチェックを入れて「一覧へ追加」をクリックします。出典:JWNET「再資源化等の情報 操作マニュアル 暫定版Ver.2.0(処分業者向け)」12ページをトリミング

操作手順3|一覧で完了を確認し、細分類コード・独自名称を設定する

公式マニュアルでは、処理後物の種類一覧に、選択した処理後物の種類の名称が表示されたら、処理後物の種類設定は完了と説明されています。一覧には、種類設定・削除・表示順のほか、種別、大・中・小・細のコード、大分類名称、処理後物の種類が並びます。

細分類コードは任意の半角数字3桁

一覧の下部には[細分類の設定]欄があり、[細分類コード]を設定できます。公式マニュアルでは、細分類コードは任意の半角数字3桁で設定するもので、細分類の設定自体が任意と明記されています。

細分類コードは、大・中・小分類にあたる6桁の部分を置き換えるものではありません。処理後物分類コードの末尾3桁として、その分類の中を社内でさらに区分するための部分です。使う場合は、重複や担当者ごとのばらつきが出ないよう、事前に社内の付番ルールを決めておきましょう。必要がなければ、無理に設定する必要はありません。

「種類設定」アイコンから独自名称を設定できる

一覧の「種類設定」アイコンをクリックすると、種類名称を独自の名称に設定できます。現場で通じる呼称を表示名に使う場合も、元の分類との対応が分からなくならない名称にすることが重要です。

各種コード表では、種類名称に独自の名称を設定したい場合は、細分類コードを001~999の範囲で設定すると説明されています。細分類を独自設定しない場合、細分類部分は「000」となります。独自名称と細分類コードはセットで管理する項目だと考えておくと、後から見直すときに混乱しません。

独自名称を変えても、選択した分類そのものは変わりません。名称の変更は、一覧での見え方を整える機能です。分類の判断を変えたい場合は、選択した処理後物の種類(分類コード)自体を見直す必要があります。


JWNETの処理後物の種類一覧で細分類コードと独自名称を設定する画面
一覧に表示されたら基本設定は完了です。細分類コードと独自名称は、必要に応じて設定します。出典:JWNET「再資源化等の情報 操作マニュアル 暫定版Ver.2.0(処分業者向け)」13ページをトリミング

分類コード・細分類コード・独自名称の違い

似た項目が並ぶため、役割を分けて整理しておきます。

※スマートフォンでは、表を左右にスクロールできます。

項目役割桁数・必須性選び方
大・中・小分類のコード部分処理後物の公式な分類を指定する大2桁・中2桁・小2桁の計6桁(種類種別1桁と細分類3桁を含めた処理後物分類コード全体は10桁)JWNET公式の手引きと各種コード表から選択する
細分類コード選択した種類を社内でさらに細かく管理する任意の半角数字3桁(未設定は「000」)必要な場合のみ、社内で統一ルールを定めて設定する
独自名称一覧に表示する種類名称を分かりやすくする任意(設定する場合は細分類コードを001~999で設定)元の分類との対応が分かる名称にする

分類コードを選んだだけで現場の呼称が十分に伝わる場合は、細分類コードや独自名称を追加しなくても構いません。大切なのは項目を増やすことではなく、後から誰が見ても同じ判断ができる状態にしておくことです。

「廃棄物」と「再資源化物」はどう選ぶか

迷ったときは、名称から決めるのではなく、事実関係を次の順番で整理します。

  1. 対象となる処分工程を特定します。
  2. その工程後に、実際に発生する物を洗い出します。
  3. 処理後も廃棄物として次工程へ進むのか、再資源化される物として扱うのかを確認します。
  4. 公式の「分類区分選択の考え方」で該当例を確認します。
  5. JWNETの最新の各種コード表から分類コードを選びます。
  6. 判断に迷う場合は、処理フローや契約内容を見直し、関係先へ確認します。

JWNET公式「分類区分選択の考え方」の「(2)処理後物の種類(再資源化物、中間処理後廃棄物)選択の考え方」では、それぞれ次のコード表を参照するよう案内されています。

※スマートフォンでは、表を左右にスクロールできます。

処理後物の種類参照先(各種コード表)
再資源化物各種コード表 P.16〜17
廃棄物(中間処理後廃棄物)各種コード表 P.11〜15

ページ番号やコードは、資料の改訂で変わる可能性があります。設定を行う時点で、必ずJWNET公式サイトに掲載されている最新版をご確認ください。該当例を調べるときは、PDFのページ内検索(Ctrl+F)を使うと早く見つかります。

なお、廃棄物該当性そのものの判断は、JWNETの設定作業とは別の論点です。社内だけで判断できない場合は、名称から推測せず、JWNET公式や所管行政機関等へご確認ください。株式会社ケイ・システムがお手伝いする場合も、処理工程や資料の整理を行うものであり、法的な判断を代わりに行うものではありません。

設定時によくある6つの間違い

1.処分方法と処理後物を同じものとして登録する

「何をしたか」が処分方法、「その結果、何が発生したか」が処理後物です。まず処理工程と発生物を分けて整理してください。

2.受け入れた廃棄物の種類を、そのまま処理後物として選ぶ

選ぶ対象は、処分前の受入物ではなく、処分後に発生した物です。処理後の性状と、その後の流れを確認してください。

3.名称の印象だけで「廃棄物」「再資源化物」を決める

現場の呼称だけでは判断しにくい場合があります。実際の状態、用途、引渡し後の処理を確認し、公式資料の定義・該当例と照合してください。

4.細分類コードを必須項目だと思い込む

公式マニュアルでは、細分類の設定は任意とされています。設定する場合は半角数字3桁とし、社内で付番ルールを共有してください。

5.独自名称だけで元の分類が分からなくなる

独自名称は現場での分かりやすさに役立ちます。一方で、公式分類との対応を追えなくなると、担当者が替わったときに確認できません。名称または管理表のどちらかで、対応が分かる状態にしてください。

6.自社の工程だけで設定を終える

公式マニュアルは、最終処分されるまでのすべての処分で発生する処理後物を設定対象としています。二次処理先以降がある場合は、委託先へ必要な情報を確認してください。

処理後物の種類設定チェックリスト

  • 自社の処分工程と処理後物を分けて整理した
  • 二次処理先以降を含む処理フローを確認した
  • すべての処理後物について「廃棄物」「再資源化物」の別を確認した
  • JWNET公式の手引きと最新の各種コード表を確認した
  • 該当する処理後物の分類(大・中・小分類)を選んだ
  • 細分類コードを使う場合、半角数字3桁の社内ルールを決めた
  • 独自名称を使う場合、元の分類との対応が分かるようにした
  • 委託先から確認した内容と確認日を記録した
  • 一覧へ追加した後、選択した種類が正しく表示されることを確認した
  • 設定内容を確認・更新する担当者を決めた

「処理後物の種類設定」と「再資源化等の情報パターン」の違い

「処理後物の種類設定」は、後の入力で使用する処理後物の種類を、あらかじめ登録しておく基本設定です。一方、「再資源化等の情報パターン」では、処分方法や処理後物などの基本設定を組み合わせ、実際の処理フローに対応するパターンを作成します。

そのため、種類設定の段階では、処分量や割合の入力までを一度に考えないことがポイントです。まずは必要な種類を正しく選べる状態をつくり、その後にパターン設定へ進みます。

よくある質問

処理後物の種類設定は、2026年中に必ず完了しなければなりませんか。

いいえ。JWNET公式FAQでは、再資源化等の情報は2027年4月1日の施行から必須項目として入力する必要があり、それ以前は任意項目として入力することもできると案内されています。ただし、分類の判断や委託先への確認には時間がかかります。よく使用している処理ルートから、早めに整理を始めることをおすすめします。

画面の「廃棄物」は、中間処理後廃棄物のことですか。

操作画面の[種別]は「廃棄物」「再資源化物」と表示されます。一方、公式の手引きは処理後物の種類を「再資源化物、中間処理後廃棄物」として整理しています。廃棄物側を選ぶ際は、中間処理後に次の処理・最終処分へ進む物という考え方を確認してください。

細分類コードは必ず入力しますか。

いいえ。公式マニュアルでは、細分類の設定は任意とされています。設定する場合は、半角数字3桁を使用します。社内で区分する必要がなければ、設定しなくても構いません。

処理後物の名称を、自社で分かりやすい名称に変えられますか。

はい。一覧の「種類設定」アイコンをクリックすると、種類名称を独自の名称に設定できます。ただし、元の分類との対応が分かる名称にしてください。現場でしか通じない略称だけにすると、担当者が替わったときに確認できなくなります。

どの分類コードを選べばよいか分かりません。

JWNET公式の「分類区分選択の考え方」で該当例を確認し、最新の「各種コード表」から選びます。名称だけで判断せず、実際の処理後物の状態、用途、次の処理を確認してください。自社で確定できない下流工程の情報は、委託先へ確認します。それでも判断できない場合は、推測せずJWNET公式や所管行政機関等へお問い合わせください。

「処理後物の種類設定」で、処分量や割合も入力しますか。

この記事で扱う画面は、処理後物の種類を登録する基本設定です。処分方法ごとの量や処理後物の割合は、後続のパターン設定や報告の操作で扱います。ここでは混同しないようにしてください。

自社では中間処理までしか行っていません。二次処理先の処理後物も登録が必要ですか。

公式マニュアルでは、自社および最終処分されるまでのすべての処分において発生する処理後物の種類を設定するとされています。二次処理先以降がある場合は、そこで発生する処理後物についても確認が必要です。委託先へ、どの工程でどのような処理後物が発生するのかを確認してください。

今回の総括

JWNETの「処理後物の種類設定」は、次の順番で進めます。

  1. 「基本設定」から「処理後物の種類設定」を開きます。
  2. 「追加」をクリックします。
  3. 処理後物の[種別]として「廃棄物」または「再資源化物」を選びます。
  4. 公式資料で確認した、該当する処理後物の分類にチェックを入れます。
  5. 「一覧へ追加」をクリックします。
  6. 必要な場合のみ、半角数字3桁の細分類コードや独自名称を設定します。

操作自体は難しくありません。難しいのは、どの種類・分類コードを選ぶかという判断です。ここは、実際の処理フローと下流工程の情報がそろっていなければ決められません。

2027年4月の直前に慌てないためにも、自社の処分工程と処理後物を分けて整理し、委託先への確認が必要な項目から早めに洗い出しておきましょう。誰がどの資料を見て選んだのかを1行でも残しておくと、担当者が替わっても説明できる設定になります。

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サービス内容は電子マニフェスト入力代行・運用支援のページをご覧ください。

株式会社ケイ・システム 代表取締役 小島啓義

監修:株式会社ケイ・システム 代表取締役 小島 啓義

産業廃棄物・解体業界の事務代行、電子マニフェスト(JWNET)の導入・運用支援を行っています。入力作業だけでなく、必要な情報を集め、関係者へ確認し、担当者が替わっても同じ手順で進められる仕組みづくりを支援しています。

免責:本記事は、2026年9月4日時点で確認したJWNET公式サイト、「再資源化等の情報 操作マニュアル 暫定版Ver.2.0(処分業者向け)」「分類区分選択の考え方」「各種コード表 Ver.3.2」および「再資源化等の情報に関するFAQ」の公開情報をもとに、処分業者向けの処理後物の種類設定を実務目線で整理したものです。JWNETの画面、操作方法、分類コード、マニュアル、法令、自治体の運用は変更される可能性があります。実際の設定にあたっては、JWNET公式の最新資料と、自社および委託先の実際の処理内容をご確認ください。個別の廃棄物該当性や法令上の判断については、所管行政庁、専門家または関係事業者へご確認ください。なお、本記事に掲載したJWNET公式マニュアルの画面は、解説に必要な範囲を示すために掲載しています。

参考資料

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