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神奈川県産業廃棄物処理実績調査の書き方|令和8年度版

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ケイ・システムは、神奈川県大和市を拠点に、解体・産廃業界の事務代行、電子マニフェスト運用、紙マニフェスト管理、受渡確認票整理を支援しています。
当社の考え方や支援内容の全体像は、 初めての方へのガイドページ にまとめています。

まず結論(30秒)

神奈川県産業廃棄物処理実績調査は、最初から調査票Excelへ入力しようとすると、かなりの確率で手が止まります。

先にやるべきことは、マニフェスト、産業廃棄物処理業者帳簿、処理実績、搬出伝票、売却伝票を集め、社内用の集計表を作ることです。

特に、調査票その1は「受入実績」、調査票その2は「処理実績」です。 年間受託量、年間処理量、二次マニフェスト、中間処理後物、有価物の整理を先に済ませてから、神奈川県の調査票Excelへ転記してください。

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調査票、台帳、紙マニフェスト、処理実績表、搬出伝票などを写真やPDFで送ってください。 どこから集計すべきかを実務目線で整理します。

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目次
  1. 神奈川県産業廃棄物処理実績調査とは
  2. 令和8年度の対象期間・提出期限・提出方法
  3. まずはPDFマニュアルで全体像を確認してください
  4. 調査票その1とその2の違い
  5. 最初に集める資料
  6. 入力手順|調査票へ直接入力する前に集計表を作る
  7. よくあるつまずきポイント
  8. 提出前チェックリスト
  9. 自社だけで作成が難しい場合
  10. FAQ|よくある質問
  11. あわせて読みたい関連記事
  12. 今回の総括
  13. お問い合わせ・ご相談
  14. 監修・免責
  15. 参考文献

神奈川県産業廃棄物処理実績調査とは

神奈川県産業廃棄物処理実績調査は、神奈川県内の産業廃棄物処分業者が、1年間の処理状況を報告するための調査です。

実務的にいうと、神奈川県が確認したいのは大きく2つです。

神奈川県が確認したいこと実務的な言い方主に使う調査票
どこから、どんな廃棄物を、どれだけ受け入れたか受入実績調査票その1
受け入れた廃棄物を、どう処理し、その後どうなったか処理実績調査票その2

つまり、調査票だけを見るのではなく、受入と処理を分けて考えることが最初のポイントです。

令和8年度の対象期間・提出期限・提出方法

令和8年度分では、集計対象期間や提出期限を最初に確認することが重要です。 ここを間違えると、受入量や処理量の集計が全体的にズレます。

項目内容注意点
調査年度令和8年度古い年度の調査票を使わない
集計対象期間令和7年4月1日〜令和8年3月31日期間外の受入・処理実績を混ぜない
回答期限令和8年6月30日(火)まで最新の依頼文で必ず確認
提出方法電子メールまたは郵送メール提出時はExcelファイルのまま提出

提出方法、提出先、回答期限は、年度ごとに確認が必要です。 必ず神奈川県の最新の依頼文PDF、記入要領PDF、調査票Excelを確認してください。

まずはPDFマニュアルで全体像を確認してください

令和8年度版|処分業者向けマニュアルPDF

神奈川県産業廃棄物処理実績調査の流れを、処分業者向けにPDFマニュアルとして整理しました。 この記事を読む前にPDFを開いておくと、調査票その1・その2、年間受託量、年間処理量、二次マニフェスト、中間処理後物の全体像がつかみやすくなります。

PDFマニュアルを開く

調査票その1とその2の違い

この調査で一番つまずきやすいのが、調査票その1と調査票その2の違いです。

調査票入力する内容一言でいうと主に見る資料
調査票その1受入実績どこから、何を、どれだけ受け入れたかマニフェスト、台帳、排出事業場住所
調査票その2処理実績受け入れたものを、どう処理したか処理実績、処分方法、搬出伝票、売却伝票

受入量と処理量は、いつも同じとは限りません。 年度末に在庫や保管がある場合、受け入れた量と処理した量がズレることがあります。

最初に集める資料

いきなり神奈川県の調査票Excelへ入力せず、まずは次の資料を集めてください。

必要な資料何に使うか見るポイント
マニフェスト受入量、排出事業場、廃棄物種類の確認交付日、排出事業場、廃棄物種類、数量
産業廃棄物処理業者帳簿年間受託量、年間処理量の確認受入量、処分方法、処理量
処理実績一覧処分方法別の集計破砕、選別、圧縮、焼却など
搬出伝票・搬出一覧中間処理後物の行き先確認どこへ、何を、どれだけ出したか
売却伝票・有価物記録再生利用量の確認売却量、譲渡量、有価物の数量
二次マニフェスト処理業者からの受託分の確認排出者が処理業者かどうか

入力手順|調査票へ直接入力する前に集計表を作る

STEP1|対象期間のデータだけを抜き出す

まず、令和7年4月1日から令和8年3月31日までのデータだけを集めます。 期間外のマニフェスト、台帳、処理実績、搬出伝票が混ざると、集計がズレます。

STEP2|事業所単位で分ける

複数の処分場や事業所がある場合は、会社全体で1つにまとめず、事業所ごとに分けます。 横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市内の事業所も、対象範囲に含まれる場合があります。

STEP3|調査票その1「受入実績」を作る

調査票その1では、どこから、何を、どれだけ受け入れたかを整理します。 廃棄物の種類、排出事業場住所、年間受託量を確認してください。

発生場所は、本社住所ではなく、実際に廃棄物が発生した排出事業場住所を確認します。 神奈川県内でも、横浜市・川崎市・相模原市・横須賀市などの区分に注意してください。

STEP4|調査票その2「処理実績」を作る

調査票その2では、受け入れた廃棄物をどう処理したかを整理します。 処分方法、年間処理量、中間処理後物、中間処理後量を確認します。

処分方法には、破砕、選別、圧縮、焼却、脱水などがあります。 複数工程がある場合は、会社内の処理担当者や神奈川県の記入要領を確認しながら整理してください。

STEP5|二次マニフェスト分を分ける

二次マニフェストで受けた分は、排出事業者から直接受けた分ではなく、処理業者から受けた分として整理します。

排出者欄が処理業者になっているか、二次処理として受けているか、廃棄物種類と数量は何かを確認してください。

STEP6|中間処理後物と有価物を整理する

中間処理後物とは、処理したあとに残ったもの・出てきたものです。 がれき類を破砕した後の再生砕石や残さ、木くずを破砕した後の木チップ、混合廃棄物を選別した後の金属くずや残さなどが候補になります。

処理後に売却したものや有償で引き渡したものがある場合は、売却伝票、計量伝票、請求書、搬出一覧を確認します。 有価物か廃棄物か判断に迷う場合は、社内資料だけで断定せず、神奈川県の公式資料または担当窓口へ確認してください。

入力前のおすすめ:

調査票Excelへ直接入力する前に、廃棄物種類、発生場所、受入量、処分方法、処理量、中間処理後物、再生利用量、最終処分量、二次処理委託量を一覧にした社内集計表を作ってください。

よくあるつまずきポイント

つまずき原因整理方法
受入量と処理量を同じだと思ってしまう受け入れた年度と処理した年度が一致しない場合があるその1は受入、その2は処理として分けて集計する
二次マニフェスト分を排出事業者分に入れてしまう排出者欄の確認不足処理業者から受けた分として切り分ける
黄色セルを全部埋めようとして止まる入力が必要な箇所と不要な箇所の判断が曖昧記入要領と記載例を見ながら、実績に応じて入力する
神奈川県内をすべて「神奈川県」でまとめてしまう排出事業場住所の区分確認不足横浜市・川崎市・相模原市・横須賀市などを分ける
ExcelをPDFにして提出してしまう提出形式の確認不足メール提出時はExcelファイルのまま提出する

提出前チェックリスト

  • 対象期間は令和7年4月1日〜令和8年3月31日になっている
  • 事業所単位で作成している
  • 横浜市・川崎市・相模原市・横須賀市を区分している
  • 調査票その1の受入量を確認した
  • 調査票その2の処理量を確認した
  • 二次マニフェスト分を処理業者分として分けた
  • 中間処理後物を整理した
  • 有価物の扱いを確認した
  • 入力漏れ・合計不一致を確認した
  • Excelファイルのまま提出する
  • PDFに変換していない
  • 神奈川県の公式資料・記入要領を確認した

自社だけで作成が難しい場合

神奈川県産業廃棄物処理実績調査は、マニフェストの枚数が多い会社、処分方法が複数ある会社、二次マニフェストや中間処理後物が絡む会社では、集計に時間がかかりやすい調査です。

紙マニフェスト、Excel台帳、販売管理データ、搬出伝票、売却伝票などが分かれている場合、まずは資料を整理するところから始める必要があります。

作業前にPDFマニュアルをご確認ください

処分業者向けに、神奈川県産業廃棄物処理実績調査の流れをまとめたPDFマニュアルを公開しています。 社内共有や作業前の確認にご活用ください。

PDFマニュアルを開く
支援内容内容
作成前の整理必要資料、対象期間、事業所単位の確認
集計表作成マニフェスト・台帳から受入量・処理量を整理
中間処理後物の整理再生利用、最終処分、二次処理委託などに分類
調査票入力支援神奈川県調査票Excelへの転記支援
提出前チェック未入力、合計不一致、PDF変換ミスなどの確認
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FAQ|よくある質問

Q1. 紙マニフェストしかありません。作成できますか?

はい。紙マニフェストでも、排出事業場、廃棄物種類、数量、処分方法などが確認できれば集計できます。 件数が多い場合は、先にExcelで一覧化すると作業しやすくなります。

Q2. 調査票その1とその2は何が違いますか?

調査票その1は「受入実績」、調査票その2は「処理実績」です。 その1では、どこから、何を、どれだけ受け入れたかを入力します。 その2では、受け入れたものをどう処理し、処理後にどうなったかを入力します。

Q3. 二次マニフェスト分はどこに入れますか?

二次マニフェストで受けた分は、調査票その2で処理業者からの受託分として整理します。 排出事業者から直接受けた分とは分けて考えます。

Q4. 中間処理後物が分かりません。

まずは、処理後に何が出ているかを確認してください。 再生砕石、木チップ、圧縮品、残さ、金属くずなど、処理後に残ったもの・出てきたものが中間処理後物の候補になります。 判断に迷う場合は、社内の処理担当者や神奈川県の担当窓口に確認してください。

Q5. 有価物はどう扱えばよいですか?

処理後に売却したものや、有償で引き渡したものは、再生利用量として整理できる場合があります。 ただし、有価物か廃棄物かの判断は、取引内容や運搬方法、契約内容によって変わる場合があります。 迷う場合は、神奈川県の公式資料または担当窓口に確認してください。

Q6. ExcelをPDFにして提出してもよいですか?

メールで提出する場合は、PDFに変換せず、Excelファイルのまま提出する案内になっています。 提出形式は年度によって確認が必要なため、必ず最新の依頼文PDFを確認してください。

Q7. 収集運搬業だけでも提出が必要ですか?

神奈川県では、産業廃棄物収集運搬業のみの事業者は、この処理実績調査の対象外と案内されています。 ただし、処分業許可を持っている場合や、別の報告義務がある場合もあるため、届いた書類や許可内容を確認してください。

Q8. 収集運搬業者・下請け業者・処分場との確認も相談できますか?

はい、相談可能です。 調査票作成や産廃事務が止まる原因は、入力作業そのものではなく、関係者間の情報共有不足にあるケースが少なくありません。 収集運搬業者、下請け業者、処分場との確認事項を整理し、誰がどこへ確認するかを決めることで、作業を前に進めやすくなります。

今回の総括

神奈川県産業廃棄物処理実績調査は、調査票だけを見ると難しく感じます。 しかし、作業を分解すると、受入実績、処理実績、処理後の行き先を整理する調査です。

いきなり調査票Excelへ入力するのではなく、まずはマニフェスト、台帳、処理実績、搬出伝票、売却伝票をもとに、社内用の集計表を作ることが重要です。

二次マニフェスト、中間処理後物、有価物で迷う場合は、社内だけで断定せず、神奈川県の公式資料や担当窓口を確認しながら進めてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

産廃事務は、調査票への入力よりも、その前の資料整理で止まりやすい仕事です。 紙マニフェスト、台帳、処理実績、搬出伝票、売却伝票がバラバラだと、入力前に手が止まります。

ケイ・システムは、入力代行だけではなく、入力できる状態をつくるところから支援します。 まずは、今ある資料を一緒に整理するところから始めましょう。

お問い合わせ・ご相談

「神奈川県産業廃棄物処理実績調査、どこから手を付ければよいか分からない…」という会社様へ

ケイ・システムは、調査票入力だけでなく、紙マニフェスト、台帳、処理実績、搬出伝票、売却伝票の整理から支援します。
収集運搬業者・下請け業者・処分場との連絡、確認、とりまとめまで、入力できる状態をつくるところから伴走します。

株式会社ケイ・システム|〒242-0028 神奈川県大和市桜森2丁目3-15 三井ビル101
TEL:046-259-6112 / FAX:046-259-6113 / Mail:info@ksystem.kanagawa.jp

※個別案件は状況により最適解が変わります。まずは「調査票が届いた」「紙マニしかない」「二次マニフェストが分からない」など、現在の状況を教えてください。

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監修・免責

株式会社ケイ・システム 代表取締役 小島啓義
※画像をクリックすると代表ごあいさつページが表示されます。

監修・執筆:株式会社ケイ・システム(神奈川県大和市)/代表取締役 小島啓義

「会社に“仕組み”という資産を。」をミッションに掲げ、解体・産廃業界に特化したバックオフィス構築支援を展開。
かつて自ら17万5,000枚を超える紙のマニフェストと格闘した原体験をもとに、現場の負担を最小限に抑えながら、誰が担当しても揺るがない事務の標準化を提唱しています。

ケイ・システムは、単なる作業代行に留まらず、収集運搬業者・下請け業者・処分場との連絡、確認、折衝、とりまとめを含め、解体・産廃事務の属人化を解消し、会社に残る仕組みづくりを支援しています。

現在は、廃棄物の見える化を実現する自動計量システム 『企業の体重計®』 の開発・普及を通じて、現場を変えすぎない産廃DXを推進しています。

免責: 本記事は、神奈川県産業廃棄物処理実績調査について、処分業者の実務担当者向けに一般的な作業手順を整理したものです。 行政判断、記入方法、対象範囲、廃棄物分類、有価物の扱い、提出方法等は、年度や個別事情により変わる場合があります。 最終的な判断は、神奈川県の公式資料、記入要領、担当窓口をご確認ください。

参考文献

※制度・様式・提出方法・行政運用は年度や個別事情により変わる場合があります。最新の神奈川県公式資料をご確認ください。

最後に、神奈川県産業廃棄物処理実績調査で大切なのは、担当者を責めることではありません。
マニフェスト、台帳、処理実績、搬出伝票、売却伝票を、会社に残る流れとして整理することです。
まずは、入力前に社内集計表を作るところから始めてください。
産廃事務は、人ではなく仕組みで守っていきましょう。

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