投稿日:2021年12月16日 | 最終更新日:2026年1月1日
皆さん、こんにちは。ケイ・システムの小島です。
この記事では、電子マニフェスト代行(代行起票)の料金を「単価表」「総額イメージ」「どこまでやるか(対応範囲)」まで、できるだけ分かりやすく整理します。
重要:電子マニフェストの費用は、基本的に2階建てです。
- ① JWNET(制度側)の利用料金:年会費+件数料(制度の公式料金)
- ② 代行費用(ケイ・システム):入力・運用を外注するための料金
目次
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1. この記事で分かること
- 「JWNETの料金(制度料金)」と「代行料金」がどう違うか
- ケイ・システムの単価表(公開用)
- 件数別の総額イメージ(初月/翌月以降)
- 外注する時に一番大事な“どこまでやるか(対応範囲)”
2. まずはJWNET(制度)料金を3分で整理
JWNETは、電子マニフェストを運用するための公式システムです。ここで発生する料金は「制度側の利用料」です。
制度料金のポイント
- 排出事業者は「年会費(基本料)」+「登録件数に応じた使用料」が中心
- 件数が多いほど、プランの選び方で差が出ます
- 制度の全体像(仕組み・紙との違い・料金プラン)は、下記コラムにまとめています
👉 関連コラム:電子マニフェスト「JWNET」とは?仕組み・紙との違い・料金プランをわかりやすく解説
(参考)JWNETの料金はこんな考え方
| 区分(例) | ざっくりイメージ |
|---|---|
| 年会費(基本料) | 年度単位で発生(加入タイミングにより初年度は月割りの場合あり) |
| 件数料(使用料) | マニフェスト登録件数に応じて発生(件数が増えるほど単価差が効いてきます) |
3. ケイ・システムの代行料金(単価表)
こちらは「入力・運用を外注するための料金」です。登録した分だけの完全課金が基本です。
料金(単価表)
| 区分 | 内容 | 単価 | 単位 | 補足 |
|---|---|---|---|---|
| 初期費用 | バックオフィスサービス初期設定費用 | 100,000 | 1式 | サービス利用開始時のみ |
| 完全課金制 | 電子マニフェストデータ登録費 | 110 | 1登録 | 起票+運搬終了報告を含みます |
| 電子マニフェストパターン登録料(運搬経路登録) | 110 | 1登録 | 現場ごと/廃棄物種類ごとに初回登録時 | |
| 電子契約書作成費用 | 700 | 1契約 | 送付用データ作成など | |
| JWNET加入申込み代行費用 | 330 | 1事業者 | 事業者様へのご説明・申込み支援 | |
| その他 | 利用代表者支払い代行 | 30 | 1登録 | 代表者支払いの実務代行 |
料金の考え方:「登録した分だけ」の完全課金制が基本です。
まずは月の登録件数と、初月だけ発生しやすいパターン登録件数を把握すると、概算が一気に出せます。
4. 総額例(よくある3パターン)
実際は「拠点数・現場数・廃棄物種類」で変動しますが、まずはイメージを掴むための例です(JWNET制度料金は別)。
| パターン | 条件 | 初月(概算) | 翌月以降(概算) |
|---|---|---|---|
| 例1:小規模 | 100件/月 初月パターン10件 | 初期 100,000 + 登録 110×100(11,000) + パターン 110×10(1,100) = 112,100円 | 登録 110×100(11,000) = 11,000円 (+必要に応じて追加作業) |
| 例2:中規模 | 500件/月 初月パターン30件 契約3件 加入代行1者 | 初期 100,000 + 登録 110×500(55,000) + パターン 110×30(3,300) + 契約 700×3(2,100) + 加入代行 330×1(330) = 160,730円 | 登録 110×500(55,000) = 55,000円 (+必要に応じて追加作業) |
| 例3:多量 | 2,000件/月 初月パターン80件 契約10件 加入代行1者 | 初期 100,000 + 登録 110×2,000(220,000) + パターン 110×80(8,800) + 契約 700×10(7,000) + 加入代行 330×1(330) = 336,130円 | 登録 110×2,000(220,000) = 220,000円 (+必要に応じて追加作業) |
ポイント
「件数が増えるほど、入力の内製コスト(人件費・確認工数・ミス対応)の差が出ます。
“登録単価×件数”で見える化すると、判断が早くなります。
4b. “どこまでやるか”対応範囲(標準/オプション)
電子マニフェスト代行でトラブルになりやすいのが、「誰が・どこまで入力/報告するか」の認識ズレです。ケイ・システムは、運用に合わせて標準+オプションで整理します。
対応範囲の目安(例)
| 区分 | 内容 | 扱い | 備考 |
|---|---|---|---|
| 伝票・情報の受領 | 受渡確認票/写真/数量情報の受領・不足チェック | 標準 | 差戻しを減らすための“最初の確認”を重視します |
| 起票(登録) | マニフェストの起票・登録 | 標準 | 単価:110円/登録 |
| 運搬終了報告 | 運搬終了の報告入力 | 標準 | 110円/登録に含みます |
| パターン登録 | 現場/品目/経路などの初期登録 | 標準(初月に発生しやすい) | 単価:110円/登録 |
| 処分・最終処分の報告 | 処分終了・最終処分終了の報告 | 要相談 | 関係業者の役割分担・権限により変動します |
| 電子契約・加入代行 | 電子契約書作成/JWNET加入申込み代行 | オプション | 単価:700円/契約、330円/事業者 |
コツ
見積り精度を上げるには、①月の登録件数と②初月パターン件数、そして③関係業者(運搬・処分)の役割分担の3点を先に整理すると早いです。
5. 費用を抑えるポイント
- パターン登録を整理する:現場・品目・運搬経路の整理で、追加登録を減らせます。
- 現場の情報を揃える:写真・伝票・受渡確認票のルール化で、差戻し(確認コスト)を削減。
- 「制度料金」と「代行料金」を分けて考える:制度は最適プラン選択、実務は外注でミスと工数を削減。
6. 導入の流れ(最短ルート)
- 無料相談:現状(紙・電子、拠点数、月件数、品目)をヒアリング
- 制度側の整理:JWNET加入状況・料金プラン・関係業者の体制を確認
- 初期設定:現場・品目・運搬経路(パターン)を登録
- 運用開始:LINE等で情報共有 → 代行起票 → 運搬終了報告
- 安定運用:月次の件数・例外対応を整理して“手戻りゼロ”へ
7. よくある質問(FAQ)
Q. JWNETの料金と、ケイ・システムの料金は何が違うの?
A. JWNETは「制度(公式システム)の利用料金」です。ケイ・システムは「入力・運用を代行するサービス料金」です。両方が必要になるケースが一般的です。
Q. 「110円/登録」には何が含まれますか?
A. 起票(登録)と運搬終了報告を含みます。運用ルールや権限(排出・運搬・処分の役割)により、追加作業が必要な場合は事前に整理してご案内します。
Q. どれくらいの件数から外注した方がいい?
A. 目安は「社内での入力・確認にかかる人件費」と「ミス対応(差戻し・期限管理)の手間」です。まずは月件数と現場数を教えてください。概算比較表を作ります。
Q. 紙マニフェストから電子に切り替える時、何が大変?
A. 一番つまずきやすいのは「関係業者(運搬・処分)との運用ルールの統一」です。制度の全体像は、関連コラムで整理しています。
Q. “登録期限(3日ルール)”の遅延が心配です
A. 期限管理は実務で一番リスクが出やすい部分です。まずは現場フロー(伝票回収→共有→登録)を短くして、差戻しが出ないように情報を揃える設計から一緒に整えます。
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