皆さんこんにちは、ケイ・システムの小島です。
5月23日(月)に開催された、相模原商工会議所青年部主催の政策提言講演会「政策提言のイロハ」と題しました事業に、神奈川県商工会議所青年部連合会の総務・政策提言委員長として参加させていただきました。
日本商工会議所直前会長の吉川正明様を講師としてお招きし、日本YEGや地元沼津市での政策提言活動の軌跡などをお聞きすることができました。
吉川正明様の聞く人を惹きつける話し方、そしてワクワクする講演内容は、今まで培われてきた経験とスキルを基に、政策提言活動のスタート時から過去の成功事例、今後あるべき姿までが盛り込まれた、非常に有意義な時間でありました。
(私が特に印象的だった内容)
・1878年(明治11年)に、渋沢栄一、五代友厚、神田兵右衛門という実業界の重鎮たちの手によって、日本にも商工会議所が設立された。
・諸外国との不平等条約に対し、条約改正の折衝を行っていた内務卿の伊藤博文、大蔵卿の大隅重信たちは「条約改正は国民の世論である」と言うと、英国公使のパークスより「国会も商工会議所もない日本に、どこで、どのように、国民の世論を聞く方法があるのか」と詰め寄られ伊藤公たちもこれには返す言葉もなかった。
・そこで、欧米の商工会議所制度などを調べ、商工会議所の必要性を感じ、数年の間に全国で30を超える商工会議所の設立を行った。
商工会議所の重要な役割のひとつに「政策提言」が位置付けられておりますが、背景にはこのようなことがあったのだと初めて知りました!「政策提言活動」は、我々青年経済人に課せられた使命だったのです。
今後は神奈川県商工会議所青年部連合会として、出向者の方も含め政策提言に関係する会員の皆様に関心を持っていただき、単会に持ち帰り少しでも多くの会員の方に認知していただければと考えております。
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