こんにちは、ケイ・システムの小島です!
気づけば今年もあとわずかですね。当社では、おかげさまで【エコプロ2024】環境展示会にご来場いただいた多くの事業者様と、連日ミーティングを重ねています。日々、たくさんの可能性に触れ、感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、今回のブログでは、昨年のエコプロでご縁をいただいた麻布大学 環境科学部の皆さんとの素晴らしい取り組みについてお話ししたいと思います。
本日は、「企業の体重計®」を活用した大学内のペットボトル廃棄量の測定結果を共有する報告会を開催しました!
「企業の体重計®」で実現する廃棄物の可視化と持続可能な未来
昨年から麻布大学に設置した「企業の体重計®」を活用し、大学内のペットボトル廃棄量を数値化した結果、素晴らしい成果が得られました。
主な成果:
- 正確な廃棄量の把握が可能に
- これまで年1回の報告でしか確認できなかった廃棄量を、リアルタイムで把握可能に。
- 平成30年の報告値「5.2t」と比較し、今期は「3.6t」と大幅に削減!
- 季節ごとの変動をデータ化
- 最少排出月は2月、最大排出月は6月。具体的な傾向が明らかに。
- 500mLペットボトル換算で年間約11万8,997本分の廃棄量を分析。
- ウォーターサーバー設置による効果
- 年間給水量5万5,451Lを記録(ペットボトル換算で約11万900本相当)。
- 学生の行動変容がデータからも確認されました。
学生主体の取り組みが未来を変える
報告会では、学生の皆さんの熱意と意識の高さに驚かされました。
彼らは次年度に向けた削減目標を設定し、より効果的な啓発活動の実施を決定。特に、排出量が増える6月に向けて、早めの呼びかけやキャンペーンを強化することになりました。
また、学生たちから出た意見には、「民間企業と接点を持つことで視野が広がった」「実際に行動変容の結果を数値で確認できたのが楽しい」といった声がありました。私自身、彼らの前向きな姿勢に触れ、学生時代には想像もできなかった視点を学ばせていただきました。
今後の課題と展望
もちろん、解決すべき課題も浮き彫りになりました。
- リサイクル意識の向上
啓発活動やインセンティブ制度の導入を検討中です。 - 回収データの透明性
回収したペットボトルの最終処理工程を可視化するため、業者との連携を強化します。 - 参加意欲の促進
学生主体の活動を支える仕組みづくりが必要です。
これらの課題を乗り越え、「見える化」と「行動変容」をさらに進化させていきます。
最後に
今回の報告会を通じて、私たちは学生たちとの「パートナーシップ」の大切さを改めて感じました。このような取り組みが、SDGs達成のための第一歩となり、未来を変える原動力になると確信しています。
麻布大学の環境科学部の皆様、そして坂西先生、貴重な機会をいただき本当にありがとうございました!
これからも学生たちとの交流を深め、一緒に新しい価値を創出していきたいと思います。
引き続き、「企業の体重計®」の取り組みにご注目ください!
「企業の体重計®」を通じて持続可能な未来を共に創りましょう!
▲環境科学部の生徒たちとの風景①
▲環境科学部の生徒たちとの風景②
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