コラム

【保存版】JWNET「利用代表者」登録・加入申込み 完全マニュアル|処理業者向け(初心者版)

公開日:2026-02-11 / 最終更新日:2026-02-11

【初めて当サイトへお越しの方へ】

産廃・解体業界の事務効率化や、私が現場で経験した「17万5千枚の紙」との戦いから生まれた解決策など、
当サイトの全体像を1ページに凝縮してまとめています。

記事を読み進める前に、まずは
初めての方へのガイドブック
をご一読いただけると、貴社にぴったりの解決策がより早く見つかります。

こんにちは、株式会社ケイ・システム(神奈川県大和市)代表取締役の小島 啓義です。
電子マニフェスト(JWNET)導入支援/運用設計/入力代行(事務代行・アウトソーシング)/帳票・証憑管理を、現場目線でやっています。

「排出事業者さんの電子マニフェスト導入をまとめて支援したい」
「料金支払いもこちらで一本化して、相手の負担を減らしたい」
そう考えたときに出てくるのが、JWNETの 「利用代表者(団体加入)」 です。

ただし、ここで多くの人が最初に詰まります。
20者要件が揃っていないと、団体申込み(利用代表者)のアカウント自体が取得できないためです。
(※要件・運用は変更の可能性があるので、必ずJWNET公式の一次情報で要確認

まず結論(30秒)

  • 利用代表者(団体加入)は「20者が揃ってから」でないと、申込みアカウントが取れず、手続きが前に進みません。
  • 初心者が詰むポイントは、だいたい①20者要件(入口)②情報回収(不足が地獄)③CSV/EDI設計(手戻り)の3つ。
  • 最短ルートは先に“集める→整える→申込む”。入力を始める前に、チェック表で必須情報を固めましょう。
  • 数値・期限・適用日・画面導線は変更されることがあります。必ず一次情報(JWNET公式等)で要確認です。

目次(タップで開閉)

まず結論:20者が揃わないと“団体申込みのアカウント”が取れない

ここ、超大事なので最初に言い切ります。
利用代表者(団体加入)は「20者が揃ってから」じゃないと、団体申込みのアカウントが取れません。
つまり、20者が揃っていない段階で「とりあえず利用代表者登録だけ先に…」ができない、ということです。
(※要件や運用は変わる可能性があるため、必ずJWNET公式で要確認

実務あるある
「先にアカウントだけ取って、あとで加入者を増やそう」と思って動いたのに、入口で止まる。
その結果、社内で情報回収→再説明→段取りやり直しが発生して、プロジェクトが一回折れます。

最初に詰まる3点(20者要件/情報回収/CSV・EDI設計)

  • 20者要件
    20者が揃わないと、団体申込みのアカウント取得に進めません。
    対策:「候補30社」でリストを組み、確度の高い順に情報回収。
  • 情報回収
    20社分は“抜け”が出て当たり前。抜けると差戻し・手戻りで止まります。
    対策:最初に回収表(必須項目)を作り、不足だけ聞く運用にする。
  • CSV/EDI
    20社以上はCSV一括が現実的。EDIを絡めるなら事前設計が必須。
    対策:「EDIを使う/使わない」を先に確定して、CSV仕様を固定。

20社未満のとき、どうする?(現実的な進め方)

利用代表者(団体加入)が取れない期間でも、やれることはあります。
例えば、排出事業者が個別に加入し、あなたが導入支援・運用設計・入力代行を先に走らせる。
そして20社が見えてきたタイミングで、団体加入へ移行する。
※移行の可否・方法は状況で変わるので、一次情報で要確認です。

用語を超かんたんに整理(初心者向け)

用語で止まるのが一番もったいないので、ここで一気に整理します。
“定義→かみ砕き→何に使うか”の順でいきます。

用語定義(ざっくり)かみ砕き実務で出番
利用代表者団体加入者をまとめて管理する立場あなた(処理業者側)が“まとめ役”になる団体加入の申込、追加/変更/取消、加入証発行など
団体加入者利用代表者に紐づく加入者(排出事業者等)あなたが支える“お客様側の加入者”加入者追加、加入証配布、承諾回収
加入者番号加入者を識別する番号移管・追加・照会で必要になりやすい他代表者からの移管、既存加入者の整理
承諾(期限)既存加入者を追加するとき等に必要相手がOKしないと成立しない(期限ありのケース)既存加入者の団体加入化
EDIシステム連携の仕組み手入力を減らす“自動連携”の入口初期設計ミスが手戻りを生むので要注意

全体の流れ(この順番でOK)

初心者は、これでOKです。
「集める→整える→申込む→配る→回す」
そして重要なのは、“申込む”の前に20者が揃っていること

ステップやることつまずきやすい点誰がやる(おすすめ)
020者を揃える/加入情報を回収して整える情報不足・回収漏れで止まる事務責任者(営業・現場と連携)
1利用代表者(団体加入)を申込む(20者揃ってから)CSV差戻し・設計ミスで手戻り事務責任者(または外部支援)
2(承認後)加入証をダウンロードして通知「誰が配る?」が曖昧で事故る利用代表者側で一本化
3運用(追加/承諾/変更/取消/移管/請求確認)承諾期限、取消で停止など手順書+担当固定が必須

手続き0|20者が揃う前にやること(=アカウント未取得期間の準備)

ここが本題です。
20者が揃わないと、団体申込みのアカウントが取れない。
だから、この期間は「入力作業」ではなく、情報を揃える作業に全振りします。

1)20社は“候補30社”で組む(脱落が必ず出る)

実務では、20社ピッタリで狙うと高確率で足りなくなります。
「連絡が取れない」「担当者が辞めている」「会社情報が古い」…普通に起きます。
だから最初から候補30社で組んで、確度が高い順に回収が鉄板です。

2)回収すべき情報は“全部聞かない”。不足だけ聞く

超重要:情報回収で社内が止まる理由

20社分の情報回収で一番ヤバいのは、担当者が現場と電話で何往復もすることです。
なので、やり方を固定します。

①まず手元にある情報で回収表を埋める
②空欄だけを相手に聞く
③聞いたらその場で表を更新する
これだけで、工数が体感で半分になります。

3)EDIを使うなら“先に設計”。後回しは手戻りが増える

EDIは強いです。でも、最初の設計がズレると手戻りも強いです。
なので初心者ほど、先に決めてください。

  • EDIを使う/使わない
  • 使うなら、誰が設計し、どのデータをどう連携するか
  • CSV作成時に、EDI関連の項目が必要かどうか

※「料金支払代行者番号」等の入力要領・条件は、JWNETの案内に従ってください。

手続き1|利用代表者(団体加入)を申込む(20者が揃ってから)

ここでようやく申込みに進みます。
逆に言えば、20者が揃わない限り、ここには進めません
だから、手続きの前に「揃っているか」をチェックするのが最重要です。

チェック
団体加入者20者分の必須情報が揃った。
チェック
EDIを使う/使わないが確定した。
チェック
CSVの作り方(フォーマット/必須項目)が固まった。

申込みは「CSV一括」が現実的(差戻しを減らす考え方)

20者以上は、実務上CSV一括が現実的です。
そして差戻しを減らすコツは、シンプルにこれです。

差戻し回避のコツ

CSVに“必須項目が欠けない状態”を作ってからアップロード
先にアップして、差戻しを待って、直して…は、20社超えると確実に地獄です。

手続き2〜8|アカウント取得後に回す運用(実務)

団体申込みが承認され、利用代表者としてのログインができるようになったら、ここからが運用です。
※ログイン方式や画面導線は変更されることがあります。必ず一次情報で要確認です。

2. 団体加入者の加入証をダウンロードして通知する

団体加入者の登録完了後、加入証/加入内容のお知らせ等をダウンロードし、加入者へ案内します。
“誰が配るか”を曖昧にすると漏れます

現場で事故が減るコツ

加入証の通知を「都度」やると抜けます。
“登録完了したら即通知”など、ルール固定が強いです。

3. 未加入の排出事業者を追加登録する(運用開始後)

運用開始後に「追加したい排出事業者」が出てきたら対応します。
追加手順・画面導線は変更されることがあるので、一次情報で要確認です。

4. 既存加入者を団体加入者に追加する(承諾・期限が絡むケース)

既存加入者を団体加入へ移す/追加する場合、加入者側の承諾や期限が絡むケースがあります(例:14日など)。
期限・適用日の扱いは運用で変わる可能性があるため、必ず一次情報で要確認です。

実務あるある
承諾期限が切れて「最初からやり直し」になると、相手先は一気に面倒になります。
防ぐ:依頼文テンプレ+回収期限+未回収フォロー担当を、最初から決める。

5. 団体加入者情報を変更する(修正許諾の落とし穴)

変更方法は大きく2つあります。①利用代表者が変更②団体加入者が自分で変更
設定によっては「利用代表修正許諾」が必要になるケースがあります。

初心者向けの結論

「住所変更が多い会社」「担当者が頻繁に変わる会社」は、最初から変更フロー(誰が修正するか)を案内しておくと事故が減ります。

6. 団体加入者取消(取引終了・解約系)—先にやると現場が止まります

取消後に相手が操作できなくなる等、現場に影響が出る場合があります。
だから、取消は相手と調整してからが鉄則です。

あるある
「あとで連絡するつもり」で先に取消→加入者側が作業できず、現場が一時停止。
防ぐ:取消前チェック(相手の状況/切替日/代替手段)を手順書に入れる。

7. 他の利用代表者からの移管(受け側)

別の利用代表者に紐づく加入者を、自社の団体加入者として受け入れる手続きです。
加入者番号などの確認が必要になることがあります。

8. その他(利用代表者情報・支払方法・請求確認)

代表者情報の変更、支払方法の変更、請求書確認など。
書面提出が必要になるケースもあるため、必ず一次情報をご確認ください。

よくある「詰まりポイント」チェックリスト(初心者向け)

  • 20者が揃っていないのに団体申込みへ進もうとして止まった(入口で止まる)
  • 20社分の情報回収を「全部聞く」でやってしまい、電話が爆発した(不足だけ聞くが正解)
  • CSVに必須項目が足りず差戻しになった(アップ前に埋まっているか確認)
  • EDIを後回しにして、後日設定が大量に発生した(先に設計)
  • 既存加入者の追加で、承諾を回収できず失効した(期限は要確認)
  • 加入者情報変更ができず、「修正許諾」が原因だと気づけなかった
  • 団体加入者取消を先に実行して、相手のJWNET運用が止まった

「事務員が急に辞めて困っている…」
そんな会社の不安をゼロにします。

採用・教育コストは0円。プロのチームが明日から貴社を支えます。
属人化を防ぎ、経営に集中できる環境を。

顧客サービスを強化する運用設計(受渡確認票/LINE人間OCR)

利用代表者制度は、うまく回ると顧客サービスが一段上がります
「相手の事務負担を減らす」「導入の不安を消す」「問い合わせ窓口を一本化する」。
これができると、価格競争から抜けやすくなります。

“当日共有”で、手戻りとクレームを減らす(受渡確認票/LINE)

これは団体加入そのものの話ではないのですが、現場実務ではセットで効きます。
書類・情報は、当日共有
これだけで「写真不足」「数量ズレ」「担当者不一致」の火種が減ります。


電子マニフェスト受渡確認票の運用イメージ(ケイ・システム)

▲受渡確認票を“当日共有”にするだけで、期限切れ・差戻しの火種が減ります。


電子マニフェスト受渡確認票をLINEで写真を送っているイメージ画像(ケイ・システム)

▲受渡確認票をLINEで送るだけの“人間OCR”

初心者向けメモ

「人間OCR」は、システムに合わせるために現場の書式を変えるのではなく、
現場の書式のまま“送るだけ”に寄せて、受信側(事務側)で整える考え方です。

ケイ・システムができること(事務代行・アウトソーシング)

利用代表者制度は武器になります。
でも正直、20者分の管理・精算・変更・取消を自社で回すのは、かなり危険です。
事務が詰まると、せっかくの顧客サービス強化が“苦行”になります。

私たちが支援できること(例)

  • 団体加入者の情報整理(不足確認→回収リスト化→回収の段取り)
  • CSV作成〜アップロード(EDI含む設計の整理/手戻り削減)
  • 加入証ダウンロード→各社への案内文作成→配布運用の固定
  • 承諾回収の段取り(期限前提で、未回収フォローまで設計)
  • 変更・取消時の“事故らない手順書”整備(現場が止まらない設計)

参考:電子マニフェスト運用を“回る形”にする全体像は、こちらにもまとめています。
👉 【2026年版】電子マニフェスト代行入力サービス|料金・導入の流れはこちら

よくある質問(FAQ)

Q. 20者が揃っていない場合、利用代表者(団体加入)はどう進めればいい?
A. まず大前提として、20者要件が揃わないと団体申込みのアカウント取得に進めない運用が想定されます。
現実的には、個別加入+導入支援(運用設計・入力代行)を先に走らせ、20者が見えた時点で団体加入を検討する流れが安全です。
移行の可否や方法は状況で変わる可能性があるため、必ず一次情報をご確認ください。
Q. CSVで差戻しを避ける一番のコツは?
A. “先に回収リストを作る”ことです。
相手に全部を聞くのではなく、足りない項目だけ聞く形にすると、回収が進みます。
20社を超えると、ここで工数が爆発します。
Q. 既存加入者を団体加入に入れる時の注意点は?
A. 承諾が必要な手続きや、期限・適用日の考え方が関わるケースがあります。
一番の事故は、承諾が回収できずにやり直しになること。
依頼文テンプレ・回収期限・未回収フォロー担当まで、先に決めるのが安全です。
Q. 取消(取引終了)をする時、何を気をつければいい?
A. 取消後に相手が操作できなくなる等、現場に影響が出る場合があります。
だから、先に取消するのは危険です。
“切替日・代替手段・相手の作業状況”を確認してから実行してください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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監修・免責

株式会社ケイ・システム 代表取締役 小島啓義

監修・執筆:株式会社ケイ・システム(神奈川県大和市)/ 代表取締役
小島 啓義

「廃棄物業界をITで変える」をミッションに活動する、産廃・解体事務の専門家。
現場と事務の両面を踏まえ、現在は「ゴミの見える化」を実現する自動計量システム『企業の体重計®』の開発や、
複雑化する産廃事務の代行・DX支援を通じ、循環型社会のデジタルインフラ構築を推進中。

免責:本記事は、産廃・解体業界の実務で起きやすい論点を整理した一般情報です。法令・運用は改正や自治体運用で変わる可能性があるため、必ず一次情報(JWNET・自治体・環境省等)で確認してください(要確認)。個別案件は状況により最適解が変わりますので、無料相談をご利用ください。

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