コラム

人間OCR:現場を変えないDX(LINE/写真→事務で整える)

公開日:2026-02-26 / 最終更新日:2026-02-26

【初めて当サイトへお越しの方へ】

産廃・解体業界の事務効率化や、私が現場で経験した「17万5千枚の紙」との戦いから生まれた解決策など、当サイトの全体像を1ページに凝縮してまとめています。
記事を読み進める前に、まずは「初めての方へのガイドブック(下記URL)」をご一読いただけると、貴社にぴったりの解決策がより早く見つかります。
ガイドページ

まず結論(30秒):人間OCRは「現場を変えないDX」です。

神奈川県の解体・産廃の現場は、いま新人さんや外国人スタッフが増えています。
その状態で「新しいアプリを入れて」「このボタンを押して」「ここに入力して」は、正直しんどいです。

だからこそ、現場は“いつも通りLINEで写真を送るだけ”
その写真を事務代行(アウトソーシング)側で読み取り、整形し、JWNET(電子マニフェスト)運用に乗せる
これが、ケイ・システムの「人間OCR」です。

要確認:電子マニフェストや受渡確認票の扱い、期限や運用は案件・自治体・契約形態で変わることがあります。必ず一次情報(JWNET公式FAQ、自治体案内、環境省等)でご確認ください。

目次(クリックで開閉)
  1. まず結論:人間OCRは「現場を変えないDX」です
  2. 人間OCRとは?システムOCRと何が違うのか
  3. なぜ今「LINE/写真→事務で整える」が最短ルートなのか
  4. 運用フロー(LINE→人間OCR→JWNET)
  5. 匿名の実例:よくある失敗と、直し方
  6. 昭和vs令和:現場DXのやり方を比較(表)
  7. 今日からできるチェックリスト(10項目)
  8. FAQ(よくある質問)
  9. あわせて読みたい関連記事
  10. お問い合わせ・ご相談(無料)
  11. 監修・免責

まず結論:人間OCRは「現場を変えないDX」です

「DXって、結局“現場に新しいことを押し付ける”でしょ?」
そう思われるのも無理はありません。

でも、解体・産廃の現場は、現場の安全・段取り・時間が最優先です。
そこに複雑なオペレーションを足すと、定着しないだけでなく、事故やトラブルの火種にもなります。

人間OCRは、現場を責めません。
「現場は写真」→「事務で整える」→「JWNETへ入力」で、回る仕組みにします。

人間OCRとは?システムOCRと何が違うのか

システムOCRが詰まりやすい“あるある”

産廃・解体の現場では、紙の様式がバラバラです。
手書き、写真の角度、影、汚れ、押印、現場名の略称…これ、機械には読みにくい。

人間OCR=「人が読んで、事務で整える」

画像や紙を“そのまま”システムに食わせて事故るより、
最初から「読み取り→整形→確認→記録」の工程を人が担い、差戻し・数量ズレ・期限遅れの火種を減らします。

人間OCRが刺さる3つの現場条件(新人/外国人/紙混在)

  • 新人・外国人スタッフが増えて、説明コストが高い
  • 現場のITリテラシーが高くなく、複雑な入力が苦手
  • 紙と電子が混在し、様式が統一できない(統一する時間もない)

なぜ今「LINE/写真→事務で整える」が最短ルートなのか

電子マニフェスト(JWNET)が「大変」になる原因は、入力作業そのものより、
入力前の情報が揃っていないことが多いです。

詰まりポイント現場で起きがちなこと人間OCR(事務側)での潰し方
写真不足「これ撮ったつもり」/肝心の番号や数量が切れている不足を即時フィードバックし、“撮り直しのテンプレ”で回す
数量根拠伝票と現場メモで数量がズレる/単位が揺れる数量の根拠(写真/伝票/計量)を紐づけ、差戻し原因を先に潰す
担当不一致現場と事務で呼び方が違う/現場名が略称表記ルールを決め、事務側で統一する
受渡確認票戻らない/誰が持ってるか不明/月末に発覚「当日共有」をルール化し、未回収を可視化して追いかける

運用フロー(LINE→人間OCR→JWNET)

全体像:現場の動きは、ほぼ変えません

担当やることポイント
現場LINEで写真を送る(伝票/受渡確認票/数量根拠)“撮り方ルール”だけ共有(難しい操作はさせない)
事務(人間OCR)読み取り・整形・不足確認・差戻し防止チェック情報を揃えてからJWNETへ(後工程の手戻りを減らす)
事務(JWNET)電子マニフェスト(JWNET)入力・状況管理期限やステータス管理は案件により要確認
社長/責任者月次で“未回収/差戻し/ズレ”の傾向を見る再発防止は「仕組み」でやる(個人を責めない)

現場側:写真の撮り方ルール(最低ライン)

  • 写真は真上から(斜めNG)/影を入れない
  • 番号・日付・数量が切れないように撮る
  • 「現場名」「車番」「担当」など、後で揉める項目は必ず写す
  • 迷ったら2枚撮る(全体→アップ)

事務側:整形・確認・差戻し防止のチェック

ここが“人間OCRの本丸”です。
現場の動きを変えない代わりに、事務でズレ・漏れ・不一致を潰します。

「事務員が急に辞めて困っている…」
そんな会社の不安をゼロにします。

採用・教育コストは0円。プロのチームが明日から貴社を支えます。
属人化を防ぎ、経営に集中できる環境を。


匿名の実例:よくある失敗と、直し方

実例1:受渡確認票が戻らず、月末に爆発

神奈川県内の解体現場。月末、事務が真っ青になります。
現場から一言。
それ、車のダッシュボードに入ってると思う

①状況:現場が忙しく、紙(受渡確認票)が“持ち帰り前提”で放置。
②詰まり:事務は入力に必要な情報が揃わない。催促が増える。
③被害:月末に確認作業が集中し、残業・ミス・ストレスで離職リスク。
④原因:ルール不在。「最後にまとめて」で回していた。
⑤対策:当日中にLINEで共有(最低ラインを決める)。
⑥再発防止:未回収リストを作り、追いかけは事務側で仕組みにする。

実例2:数量ズレで差戻し、現場が「もう無理」

収集運搬の担当者が言います。
システムが読んでくれないし、入力したら差戻し。もう無理っす…

①状況:手書き伝票+現場メモで数量が揺れる。
②やらかし:単位や数量の根拠が曖昧で、後から食い違う。
③被害:差戻しで二度手間。現場は「電子=面倒」となる。
④原因:入力を頑張る前に、情報の“整形ルール”がない。
⑤対策:写真(根拠)→人間OCRで整形→確認→入力の順にする。
⑥再発防止:数量根拠の必須写真を固定し、例外は事務で吸収する。

昭和vs令和:現場DXのやり方を比較(表)

観点昭和(よくある)令和(人間OCR型)
現場の負担新しい運用を覚えさせる(定着しない)現場は写真のみ(最小変更)
事務の負担月末に集中。追いかけ地獄日次で整える。未回収はリスト化して管理
品質担当者の腕に依存(属人化)ルールとチェックで平準化(アウトソーシング向き)
トラブル差戻し・数量ズレ・受渡確認票が行方不明“前段”で潰して、後工程の事故を減らす

今日からできるチェックリスト(10項目)

  • 現場に「写真ルール(最低ライン)」はありますか?
  • 受渡確認票は当日共有の運用になっていますか?
  • 数量根拠(写真/伝票/計量)の必須セットは決まっていますか?
  • 現場名・略称のブレを、事務で統一できていますか?
  • 差戻しが起きた時、原因を“個人のせい”にしていませんか?
  • 紙と電子が混在しても、事務で吸収できる設計ですか?
  • 新人・外国人でも同じ品質で回る仕組みですか?
  • 未回収・未確定の見える化(リスト化)ができていますか?
  • 「月末に爆発する」構造を、日次運用に分解できていますか?
  • 困った時に相談できる“軍師(外部)”はいますか?

FAQ(よくある質問)

Q1. JWNETにまだ加入していなくても相談できますか?

はい、可能です。加入手続きや利用代表者登録など、入口から整えるケースも多いです。
ただし手続き要件や運用は状況で変わるため、詳細は要確認です。

Q2. 紙と電子が混在しています。これでも回せますか?

混在している会社さんは多いです。
「現場は変えない」前提で、事務側の整形ルールを作るのがコツです。

Q3. LINEで送るのは情報漏えいが心配です…

不安はもっともです。送信先の管理、共有範囲、保存ルールなど、運用設計で事故を減らします。
社内規程や体制に合わせて最適化が必要なので、ここも要確認です。

Q4. 写真がブレたり、切れたりします。現場に強く言えません。

強く言わなくて大丈夫です。
「撮り直し」ではなく「次からこの撮り方だけお願いします」と、テンプレで回す方が定着します。

Q5. どこまで“事務代行(アウトソーシング)”してもらえますか?

会社によって最適が違います。
まずは「いま一番詰まっている作業」(受渡確認票、数量根拠、入力、追いかけ等)を教えてください。

電子マニフェスト受渡確認票の運用イメージ(ケイ・システム)
▲受渡確認票を“当日共有”にするだけで、期限切れ・差戻しの火種が減ります。
電子マニフェスト受渡確認票をLINEで写真を送っているイメージ画像(ケイ・システム)
▲受渡確認票をLINEで送るだけの“人間OCR”

お問い合わせ・ご相談(無料)

「事務員が急に辞めて困っている…」
そんな会社の不安をゼロにします。

写真・受渡確認票・数量根拠の“回収ルール”から整えます。
採用・教育コストは0円。プロのチームが明日から貴社を支えます。
属人化を防ぎ、経営に集中できる環境を。

株式会社ケイ・システム|〒242-0028 神奈川県大和市桜森2丁目3-15 三井ビル101
TEL:046-259-6112 / FAX:046-259-6113 / Mail:info@ksystem.kanagawa.jp

※個別案件は状況により最適解が変わります。まずは「いま一番詰まっている作業」を教えてください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございます!

私は「ITシステム」を売りたいのではありません。17万5千枚もの紙に埋もれた現場の苦しみを知る一人として、業界の「三方良し」を実現するパートナーでありたいと考えています。
私の原体験や、ケイ・システムが大切にしている想い、そして選ばれている理由は、こちらに詳しくまとめています。
▼ 17万5千枚の紙から始まった、私たちの挑戦
ガイドページ

どんな些細なお悩みも、偶然の出会いから価値が生まれる「セレンディピティ」を信じて、お気軽にご相談ください。

監修・免責

株式会社ケイ・システム 代表取締役 小島啓義

監修・執筆:株式会社ケイ・システム(神奈川県大和市)/ 代表取締役
小島啓義

「廃棄物業界をITで変える」をミッションに活動する、産廃・解体事務の専門家。
現場と事務の両面を踏まえ、現在は「ゴミの見える化」を実現する自動計量システム 『企業の体重計®』の開発や、複雑化する産廃事務の代行・DX支援を通じ、循環型社会のデジタルインフラ構築を推進中。

免責:本記事は、産廃・解体業界の実務で起きやすい論点を整理した一般情報です。法令・運用は改正や自治体運用で変わる可能性があるため、必ず一次情報(JWNET・自治体・環境省等)で確認してください(要確認)。個別案件は状況により最適解が変わりますので、無料相談をご利用ください。

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