公開日:2026年2月3日 / 最終更新日:2026年2月3日
【初めて当サイトへお越しの方へ】
産廃・解体業界の事務効率化や、私が現場で経験した「17万5千枚の紙」との戦いから生まれた解決策など、当サイトの全体像を1ページに凝縮してまとめています。
記事を読み進める前に、まずは
「初めての方へのガイドブック」
をご一読いただけると、貴社にぴったりの解決策がより早く見つかります。
こんにちは。株式会社ケイ・システム(神奈川県大和市)の小島啓義です。
神奈川県の解体・産廃(収集運搬/中間処分)のお客様と話すと、半分本気でこう言われます。
「うちで一番偉いのは社長じゃなくて、事務の〇〇さん。あの人がいないと回らない」
これ、笑い話で済んでいるうちはいいんです。
でも明日、急に辞めたら——その瞬間に会社が止まるケース、私は何度も見てきました。
まず結論(30秒)
- 危険サインが1つでも当てはまる会社は、退職リスクが“経営リスク”になっています。
- 対策は難しくありません。ポイントは①入口を1つ(窓口一本化) ②SOP(手順)を1枚から ③外部チーム化(事務代行/アウトソーシング)です。
- 電子マニフェスト(JWNET)は紙/電子混在・受渡確認票・写真・数量ズレが絡むと、属人化が一気に爆発します。
※期限や運用ルール、委託範囲は自治体・元請け・契約で異なる場合があります。一次情報(JWNET公式・自治体案内等)で要確認です。
目次(タップで開閉)
なぜ「事務員が辞めたら会社が止まる」のか
属人化とは(初心者向け)
ここで言う属人化とは、
「その人しか分からない/その人しかできない」仕事が残っている状態のことです。
例えば、ID・パスワード、入力のクセ、元請けごとのルール、請求の根拠が“頭の中”にある状態ですね。
電子マニフェスト(JWNET)が絡むと爆発する理由
解体・産廃の事務は、単なる入力作業ではありません。
紙 受渡確認票 写真 計量票 数量 が一本につながります。
ここが分断されると、最後に起きるのは差戻し・期限不安・数量ズレです。
受渡確認票が戻らず、入力が後回し → 月末にまとめて処理 → 写真不足や数量の不一致で差戻しが連鎖。
「担当者しか分からない」状態だったので、社長も現場も手が出せず、結局“夜な夜な復旧”になりました。
今すぐチェック!7つの危険サイン
一つでも当てはまれば、そこが貴社の「経営の穴」かもしれません。
各サインにどう困る → どう防ぐ → 誰がやるをセットで書きます。
危険サイン1:請求業務がブラックボックス
どう困る:社長が「どの現場の、どのマニフェスト分か」を即答できない状態。
数量ズレが出ても根拠が出せず、追加請求や訂正が遅れます。
どう防ぐ:請求の根拠を「現場名・日付・数量・証憑(計量票/写真)」で紐づける。
誰がやる:事務+現場で“最初に決める”。運用が固まったら外部でも回せます。
危険サイン2:担当者が休むと問い合わせが止まる
どう困る:元請けからの「マニフェストどうなってる?」に対し、
「担当が休みなので明日確認します」しか言えないと信頼が削れます。
どう防ぐ:問い合わせ窓口を一本化し、回答の“型(テンプレ)”を作る。
誰がやる:窓口担当(社長でもOK)+事務で作って、全員が同じ答えをできる状態へ。
危険サイン3:JWNETや専用システムが「聖域」
どう困る:ID・パスワードが担当者しか知らない。
退職や急な欠勤で、ログインできずに運搬終了報告や確認が止まることがあります。
どう防ぐ:「ID/PW管理」「権限」「復旧手順」を最低限、経営側が把握する。
誰がやる:社長(または管理者)主導。ここは丸投げしないでください。
※権限設定や共有方法はセキュリティ方針により要確認です。
危険サイン4:事務のプロセスが誰にも見えない
どう困る:「何が詰まっているか」が見えないので、助けられません。
月末に紙が山になり、最後は人力で数字合わせになります。
どう防ぐ:週1でいいので「今週の詰まり」を可視化(チェックリスト化)。
誰がやる:事務が書く→社長が見る。これだけで空気が変わります。
危険サイン5:現場(営業)と事務が分断
どう困る:「聞いてない」「伝えたはず」で情報が漏れます。
特に解体は現場が動くので、後から整合を取ろうとすると崩れます。
どう防ぐ:入口を1つにする(窓口一本化)。現場は“送るだけ”にする。
誰がやる:社長が決めて、全員に徹底。ルールが勝ちます。
危険サイン6:事務の都合で会社の予定が決まる
どう困る:「忙しいから無理」で重要な確認が後回しになる。
結果、差戻しや確認漏れが積み上がって、いつか爆発します。
どう防ぐ:“やる日”ではなく“締切”を決める。担当者が変わっても同じ結果が出るSOPへ。
誰がやる:経営側が締切を決め、事務が手順を整える。
危険サイン7:事務員同士の空気が重い(情報共有がない)
どう困る:「自分の担当じゃないから知らない」が起きると引継ぎが崩壊します。
退職時に“穴”が残り、復旧に時間がかかります。
どう防ぐ:手順(SOP)と窓口を統一し、情報が自然に集まる仕組みにする。
誰がやる:社長が“型”を決める。あとは運用で固まります。
- ID/PWが社長側で復旧できる
- 問い合わせの窓口が一本化されている
- 受渡確認票・写真・計量票が「探せる」形に寄っている
- 請求の根拠が説明できる
「事務員が急に辞めて困っている…」
そんな会社の不安をゼロにします。
採用・教育コストは0円。プロのチームが明日から貴社を支えます。
属人化を防ぎ、経営に集中できる環境を。
危険サイン別:最短の打ち手(表で整理)
いきなり完璧は不要です。
まずは「止まらない最低ライン」を作るのが先です。
| 危険サイン | 起きること(現場での実害) | 最短の対策(今日から) |
|---|---|---|
| 請求がブラックボックス | 数量ズレ→根拠が出ない→追加請求・訂正が遅れる | 「現場名・日付・数量・証憑」で紐づけるルールを決める |
| 問い合わせが止まる | 元請け対応が遅れ、信用が削れる | 窓口一本化+回答テンプレ(3パターン)を作る |
| JWNETが聖域 | ログイン不可→確認・報告が止まる | ID/PW管理と復旧手順を経営側で確保(要確認) |
| プロセス不明 | 月末に紙の山→人力で復旧 | 週1の「詰まり可視化」チェックリストを作る |
| 現場と事務が分断 | 情報漏れ→差戻しが連鎖 | 入口を1つにして、現場は“送るだけ”へ |
対策は「作業量を増やす」じゃありません。
入口を絞る(窓口一本化)→手順を固定(SOP)→誰がやっても同じ(外部チーム化)です。
止まらない会社にする「3つの仕組み」
1)窓口一本化:入口を1つにする(最優先)
解体・産廃の事務が崩れる原因は、だいたい「入口が多い」ことです。
電話、口頭、紙、写真、LINE…それぞれ別ルートで来ると、最後に“取りこぼし”が起きます。
だからまず、入口を1つにする(窓口一本化)。これが最短です。

2)SOP:1枚の手順書からでOK(引継ぎの核)
SOP(標準作業手順書)というと、大げさに聞こえるかもしれません。
でも最初は「やる順番」と「判断の基準」が1枚にまとまっていれば十分です。
- 入口(窓口)はどこか(LINE/メールなど)
- 受渡確認票・写真・計量票は何を揃えるか
- 数量ズレが出た時の確認手順(誰に聞くか)
- JWNET(電子マニフェスト)登録時の注意点(要確認事項)
3)外部チーム化:事務代行(アウトソーシング)で“辞めても止まらない”
正直に言います。
忙しい社長が、通常業務を回しながら「仕組み化」と「教育」と「引継ぎ」を全部やるのはキツいです。
そこで選ばれているのが、私たちの事務代行(アウトソーシング)です。

・電子マニフェスト(JWNET)導入支援/運用設計(現場の書式を極力変えない)
・入力代行(起票・登録・確認など、委託範囲に合わせて整理)
・受渡確認票・計量票・写真の“探せる整理”/数量ズレの火種つぶし
・窓口一本化で「誰が欠けても止まらない」体制づくり
行政・元請け・契約ごとの期限や運用ルールは異なる可能性があります。
本記事は実務の整理です。最終判断は一次情報(JWNET公式・自治体案内等)で要確認です。
私がなぜ、産廃事務の「仕組み化」にここまでこだわるのか。
17万5千枚の紙と戦った経験から生まれた、ケイ・システムの「三方良し」の精神については、こちらのガイドページをぜひご覧ください。
→ ガイドページ:17万5千枚の紙に挑んだ原体験(小島啓義)
よくある質問(FAQ)
Q1. うちは小規模ですが、事務代行(アウトソーシング)は可能ですか?
A. 可能です。まずは“止まらない最低ライン”を作るところから一緒に整理します。
作業範囲は状況に合わせて調整できます。
Q2. JWNET(電子マニフェスト)はどこまで丸投げできますか?
A. 委託範囲・取引形態・社内ルールにより整理します(要確認)。
「誰がどこまでやる運用か」を先に決めると、トラブルが減ります。
Q3. 受渡確認票が戻らないと、何が一番まずいですか?
A. 後回しにすると“漏れ”が生まれます。
当日共有(写真でOK)に寄せると、差戻しや期限不安の火種が減ります(運用は要確認)。
Q4. いきなり全部は変えられません。何から始めるべき?
A. まずは窓口一本化です。入口が1つになるだけで、現場も事務も一気にラクになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
私は「ITシステム」を売りたいのではありません。17万5千枚もの紙に埋もれた現場の苦しみを知る一人として、業界の「三方良し」を実現するパートナーでありたいと考えています。
私の原体験や、ケイ・システムが大切にしている想い、そして全国の業者様から選ばれている具体的な理由は、こちらのページに詳しくまとめています。
▼ 17万5千枚の紙から始まった、私たちの挑戦
【初めての方へ】代表・小島の想いとサービスガイドはこちら
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TEL:046-259-6112 / FAX:046-259-6113 / Mail:info@ksystem.kanagawa.jp
「うちの場合、何から整えるのが最短?」「紙/電子混在でも回る?」など、状況を伺って最短ルートをご提案します。
監修・免責

監修・執筆:株式会社ケイ・システム(神奈川県大和市)/ 代表取締役
小島 啓義
「廃棄物業界をITで変える」をミッションに活動する、産廃・解体事務の専門家。
産廃処理企業での勤務時代、アナログだった社内事務をゼロから構築し、電子マニフェスト化率を5%から80%へ向上させた実績を持つ(当時の関与事例・概算)。
現場と事務の両面を踏まえ、現在は「ゴミの見える化」を実現する自動計量システム『企業の体重計®』の開発や、複雑化する産廃事務の代行・DX支援を通じ、循環型社会のデジタルインフラ構築を推進中。
免責:本記事は、産廃・解体業界の実務で起きやすい論点を整理した一般情報です。法令・運用は改正や自治体運用で変わる可能性があるため、必ず一次情報(JWNET公式・自治体・環境省等)で確認してください(要確認)。個別案件は状況により最適解が変わりますので、無料相談をご利用ください。
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