企業の体重計

企業の体重計|ごみ箱の下に敷くだけ。廃棄物管理から始めるSDGs経営

皆さまこんにちは。
株式会社ケイ・システムの小島です。

当社が開発・提供する「企業の体重計®」は、「ごみ箱の下に体重計を敷くだけ」という極めてシンプルな仕組みで、廃棄物排出量の自動計測とデータ化を実現する環境管理システムです。
SDGsやESG経営の潮流の中で、廃棄物を「コスト」ではなく「資源と経営指標」として活用する時代が到来しています。
「企業の体重計®」は、この変革を現場から支えるDXソリューションです。

まずは本記事の全体像をご覧ください。


1. 開発の背景と目的

産業廃棄物管理の現場では、紙マニフェスト・Excel台帳・FAX報告など、非効率で属人的な作業が依然として多く存在します。
データの記録・集計・報告に時間がかかり、コンプライアンス対応やCO₂削減の可視化に遅れを取るケースも少なくありません。

こうした課題を解決すべく、ケイ・システムは「廃棄物管理をリアルタイムで“見える化”」する仕組みとして「企業の体重計」を開発。
開発コンセプトは“誰でも簡単に始められる環境DX”です。

▲ごみ箱の下にWi-Fi対応の体重計を設置するだけで導入完了

「企業の体重計®」は現在、飲食業・物流業・医療機関・自治体など、幅広い業種で導入が進んでいます。
その多くが「データが経営会議に使えるようになった」「CO₂削減報告が簡単になった」といった効果を実感しています。


▲「企業の体重計®」紹介動画


2. リアルタイムで「見える化」を実現する新機能

■ 計量履歴グラフ表示機能で、現場をデータで把握

「企業の体重計®」に新たに追加された「計量履歴グラフ表示機能」により、廃棄物の排出量変動をリアルタイムで可視化できます。
これまで数値データでしか見られなかった情報を、日単位・月単位のグラフで一目で確認可能になりました。

日計の計量履歴グラフ(深夜回収の推定が可能)
▲ 日計グラフ:深夜3時に重量が0kgとなり、回収が行われたことを自動検出
月計の計量履歴グラフ(一ヶ月の排出パターンを分析)
▲ 月計グラフ:特定期間の排出傾向や回収頻度を俯瞰

この機能により、「いつ・どこで・どれくらいの廃棄物が発生したか」を正確に把握。
結果として、回収計画の最適化・費用削減・CO₂排出抑制につながります。


3. アラートで変化を即検知|目標管理を自動化

ケイ・システムでは自動計量を活用した「アラートメール機能」を開発。リサイクル率・排出量の異常や回収忘れを自動的に検出・通知します。

  • 目標未達アラート:設定したリサイクル率が下回った場合、即時メール通知
  • 回収最適化アラート:満杯または設定容量に達した際のみ回収を促す通知を自動送信

従来の「人任せのチェック」から脱却し、システムが常に監視。廃棄物管理のPDCAをリアルタイムで回せます。

AIアラートの自動検知画面


4. レポート・分析・行政対応までワンクリック

「企業の体重計®」は、電子マニフェスト(JWNET)や自治体報告報告にも対応。
現場データを自動で集計し、日報・月報・環境レポートまでワンクリックで生成します。

  • 時間別・日別・月別の計量履歴Excel出力
  • 排出量・リサイクル率の自動集計レポート
  • CSR/行政報告書対応:フォーマット変換も自動化

▲データをクラウド上に自動出力し、行政提出様式にも変換対応

▲リサイクル率やCO2削減量をリアルタイムで可視化

集計や転記ミスがなくなり、数時間かかっていた作業が数分に短縮されます。


5. SDGs評価と社会的インパクト

本システムは、SDGsゴール12「つくる責任・つかう責任」を体現する取り組みとして、神奈川県「かながわSDGsパートナー」に登録されています。
また、SDGs社会的インパクト評価実証事業に採択されており、公的機関の評価を受けています。

▲かながわSDGsパートナー登録証・インパクトマネージャー修了証

自治体・企業・教育機関での導入も増加しており、「見える化による地域循環型社会の形成」を後押ししています。

6. 導入も運用もシンプル|誰でも使えるDX

工事やネットワーク構築は不要。既存のごみ箱やコンテナに体重計を置くだけで、即日稼働します。
システム設定・グラフ閲覧・アラート設定も直感的で、現場担当者でも1時間以内に操作習得が可能です。

また、ケイ・システムでは、電子マニフェスト登録代行やデータ連携サービスも提供しており、
廃棄物管理・報告・SDGs経営までをトータルでサポートします。

「現場の課題」と「経営の意思決定」をデータでつなぐ——。
それが「企業の体重計®」です。


企業の体重計パンフレットはこちら


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