企業の体重計

計量履歴グラフ表示機能を追加しました!「企業の体重計」



「企業の体重計」に新機能追加!計量履歴グラフで排出量の変化を可視化

公開日:2023年6月3日 | 更新日:2025年10月11日

皆さまこんにちは。
株式会社ケイ・システムの小島です。

今回は、当社が開発・提供する「企業の体重計」に新たに追加された「計量履歴グラフ表示機能」についてご紹介します。
これにより、ゴミ排出量の変化をより“見える化”し、廃棄物管理の精度をさらに高めることが可能になりました。

まずは本記事の全体像をご覧ください。


1. 新機能「計量履歴グラフ」とは?

これまでの「企業の体重計」では、計量データを月単位・日単位で一覧表示し、Excelに出力することが中心でした。
しかし、それではゴミ排出量の推移や異常値を一目で把握するのが難しいという課題がありました。

そこで今回新たに「計量履歴グラフ表示機能」を追加しました。
この機能により、ゴミの重量の増減を時系列でグラフ化し、直感的に「どの時間帯・どのタイミングで回収が行われたか」を把握できるようになりました。

日計の計量グラフ
▲ 日計の計量グラフ

上のグラフでは、深夜3時にゴミの重量が0kgになり、9時まで変化がないことから「深夜回収」が行われたと推定できます。


2. 現場での課題と開発の背景

従来の管理では、回収業者の報告を待たなければ回収完了を確認できず、リアルタイムな進捗管理が困難でした。
特に複数拠点を管理している企業では、報告遅延や入力漏れが課題となっていました。

この問題を解決するため、ゴミ箱の重量が一定以下(例:1kg未満)になった時点で自動的に「回収済」へ切り替わるように設計。
これにより、報告待ち不要・自動判定による回収記録の自動化が実現しました。


3. 新機能のポイントと活用方法

月計の計量グラフ
▲ 月計の計量グラフ
  • リアルタイム可視化:重量変化をグラフで即確認
  • しきい値管理:設定した下限値を下回ると自動的に「回収済」へ
  • Excel出力対応:グラフ化したデータをそのままレポート化可能

この機能を活用することで、回収漏れや異常値の早期発見が容易になり、現場の判断スピードを向上させます。


4. 分析・改善に活かせるデータ活用例

例えば、月単位でグラフを見ると、ゴミ排出が集中する曜日・時間帯が可視化されます。
これにより、次のような改善策を検討できます。

  • 収集スケジュールの最適化(無駄な回収の削減)
  • 人員配置の見直し(ピーク時間に対応)
  • 異常排出の早期検知によるコスト削減

このように、グラフデータを活用することで、単なる「記録」から「経営判断に使えるデータ」へと進化させることができます。


5. 今後のアップデート予定

今後は、AIによる排出量予測や、異常検知アラート機能の実装も検討中です。
ユーザー様のご意見をもとに、より利便性の高いシステムへと継続的にアップデートを行ってまいります。


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